├ ページ4
.
【サンプルボイス】
✦ 一人称 僕
✦ 二人称 君
「 ……ここの寮の新人さん？……そう。初めまして、僕は蒼梟寮に住み着いてる幽霊の……ウソウソ、ちゃんとここの生徒。そんなに怖がらないでよ。楽しくなっちゃうじゃん。で、6年生のファントム。すごいいいリアクションされたから、びっくりしちゃった。末永くよろしく…あ、でも、ボク今年で卒業だから、末永くよろしくはできないね。少しだけよろしくね 」
「 好きなもの？うーん………あ、図書室。静かだから落ち着くし、サボりやすい。ふふ、サボるなって言ってくれるAだから教えたんだよ。責任取って、ちゃんと授業前には起こしに来てね 」
「 綺麗だね、それ。誰かからの貰い物？ そんなにびっくりした？後ずさりなんてしなくてもいいのに〜。手に持ったそれずっと眺めてるから気になって声掛けただけだよ 」
「 好きなものは人と共有したいと思う人？ふふ、僕は独り占めしたい人♡ いやまぁ嘘だけど 」
「 え、なになに、なんでそんなに怒ってるの？ ……あ〜。部屋に置いといたアレね。あの蛇の置物。Aがそういえばヘビ嫌いって言ってたの思い出したからベッドの中に入れて置いたんだ〜 どう？かわいかった？ふふふ、怒らないでよ 」
「 いや〜、呪術以外はからっきし。卒業さえできればまぁいいかなって…… こだわりすぎても仕方ないし 」
「 わぁ！ふふふ、さっきから後ろにいたよ。A全く気付いてくれないから、驚かすタイミングずっと伺ってたんだよ。あ、これからお昼？せっかくだし一緒に食べない？たまには僕と食べるのも楽しいよ？ 」
「 え〜、泣くほど辛い？ デスソースって言うらしいよ、これ。実家ではこういうの見る機会すらなかったからさ、新鮮でいいよね。ちなみに、君がケチャップだと思ってドバドバかけてたアレがデスソースです♡ さっき席立った時に入れ替えといたんだ〜 」
「 今が楽しければ何でもいい。なんで、君は必要以上の先のことばかり考えるのか。僕にはよく分からないな。先のことが不安？ふふ、どうせみんな最期は平等に死ぬのに？最終的な終わりは皆同じなんだからそんなに深く考える必要なんてないと思わない？ 」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：兎依 | 作成日時：2023年3月4日 23時
