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「 オマエら、アタシより年上の××さんにアラサーだのおばさんだの言えないクセしてアタシにばっかおばさんイジりしやがって〜！自分らも数年後にはおっさんかおばさんになんの忘れるなよ！？ 」
「 金にならないなら殺さないわよ。別に私はカニバリズムが嫌いなわけじゃないもの。まぁ有害ではあるんでしょうけど。でもそれだって人間から見て、の話でしょ？ 私が言えた立場じゃないし。あっ、でも殺すことでアタシに大金が入るならもちろん殺すわよ。当たり前じゃない 」
「 アタシがカニバリズムを嫌いなんて公言したことないでしょ。そもそもそんなこと言ったら私だって半分カニバリズムなんだもの、人に嫌われる存在になっちゃうじゃないの。まぁ、実際そうなのかもしれないけど 」
「 いや、アタシ16までは自分が普通の人間だと思ってたし…… 例のなんとか機構からの手紙で半強制的にエリミネーターよ？ しかも自分が人間じゃないって突然カミングアウト。しかもそれ高一よ？ 信じらんないわよ、ほんと！ 」
「 今思うとアタシ人よりも体強かったし運動神経も良かったわよ。これ、赤川家の人間だからなのね。かけっこなんかずっと1番だったわ。懐かしい。あんまり食べなくても死ななかったのもそのお陰なのかしら？ 」
「 私の異能はね、異能使用不可のフィールドを作るのよ。異能がなきゃ何もできないなんて、まさかそんなこと言わないわよね〜。いやいや、異能に頼りきりなんて！そんな！私も武器なしでやるわよ勿論！正々堂々やりましょう！セコいことは禁止ね 」
「 えぇー…… 敵の言うことそんな素直に信じちゃうの？ めっちゃ素直でカワイーやん……。いやいや、ほんとに身一つで殺り合うわけないやん？ 拳銃使わなくともメリケンサックは使うつもりだったわよ。アナタと戦うのに時間かけてたら晩御飯の時間に遅れちゃうもの！ 」
「 元々1人で食べる予定だったからそんなに作ってないのよ。……まぁ、金持ちのアナタから見たら質素かもしれないけど。嫌でも節約しなきゃ生きてこれなかったんだもの。アナタみたいなお金持ちのお嬢様とは違うのよ。そもそもなんでアンタ私に晩ご飯タカりに来るのよ…… ……文句があるなら食うな！ 」
「 食べることが好きなのよ。勿論好みはあるし嫌いなものもあるけど。好きな食べ物？フレンチとか言った方がいいかしら。冗談よ。別に嘘ついてもしょうがないでしょ。中華が好き。今度は中華街にでも連れてってよ 」
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作者名：兎依 | 作成日時：2022年11月2日 22時
