コスプレするなら心まで飾れ ページ15
「だァーから、ウチはそーゆのいらねーんだって!!」
銀「つれねーな」
船の門番に声を掛ける3人の侍。
銀「俺達も海賊になりてーんだよ〜連れてってくれよ〜。な?ヅラ」
桂「ヅラじゃない、キャプテンカツーラだ。」
桂考案の海賊に変装し、船に乗り込もうという作戦だ。
銀「俺達、幼い頃から海賊になるのを夢見てたわんぱく坊主でさァ、失われた秘宝"ワンパーク"を探してんだ!な?ヅラ」
桂「ヅラじゃない、キャプテンカツーラだ。」
「知らねーよ勝手に探せ。ってかさっきからずっと黙ってるこいつ何なんだよ。」
と天人が銀時と桂の真ん中にいる何故か鳥の着ぐるみを着た茜を指した。
茜「は?何って、何故かキャプテンの肩にとまってるオウムに決まってるだろクルッポー」
「いや、語尾がおもくそハトじゃねーか 」
「とにかく帰れ。ウチはそんなに甘い所じゃな…
ジャキンッッ!!!!!!
銀時と桂は刀を天人の首元にあてた。
茜は2人が門番を抑えているうちに船の中に潜入した。
銀「面接ぐらい受けさせてくれよォ」
桂「ホラ、履歴書もあるぞ」
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冷たい何かが顔にかかり、目が覚めた新八
「オ〜イ起きたか?坊主?」
「おねむの時間はおしまいだよ〜」
「(あ…そういえば僕…海賊に捕まっちゃたんだ…神楽ちゃんは……)
新八はハッとして上を向くとそこには天人に吊り下げられた神楽ちゃんがいた。
新「神楽ちゃん!!」
「お前らの巣を教えろ。意地張るってんならコイツ死ぬぞ。」
新「何の話だよ!」
「とぼけんじゃねえ、てめーが攘夷志士だってのはわかってる。」
新「神楽ちゃんを離せ!!僕らは攘夷志士なんかじゃない!ここは侍の国だ!!お前らなんて出てけ!」
「侍だァ?んなもん、もうこの国にはいねっ…
次の瞬間、さっきまで気を失っていた神楽がニヤリと笑い天人の顔に蹴りを決めた。しかし、神楽は蹴った反動で海へ落ちていく。
新「神楽ちゃん!! 」
神「足でまといなるのは御免ヨ。バイバイ。」
銀「待てェェェェェェェェェェェェェ!!」
落ちていく神楽を拾い、転がり込んだのは銀時だった。
新「銀さん!」
ドドンッッッ!!!!!!!!!!!!
「なんだ!?」
「大変です!倉庫で爆発が!」
「転生郷が燃えていく!」
桂「あとはお前らの番だ。銀時、茜…好きに暴れるがいい。邪魔をする奴は俺がのぞこう。」
桂の手には時限爆弾があり、倉庫を炎で根絶やしにしていた。
「てめェは…桂!!」
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作者名:あかお | 作成日時:2020年5月16日 1時