私的理論３８ ページ38
目が覚めると、そこは赤黒い世界が見える
A「うわ、なんか不気味・・・」
クロハ「いやか？この色は」
A「少しねって、ク、クロハ！？」
クロハ「なんだよ、その驚きは、でもまぁお前が望むなら変えてやるよ」
クロハが指をパチンっと鳴らすとグニャリと目の前の世界が歪んだかと思うと真っ白な世界に変わった
何も置いてないけど・・・
A「あの、く、クロハさん？なぜに白なのですか？」
クロハ「一旦消した、変えるのに時間かかるから先に飯食うぞ」
A「ふーん」
クロハ「あ、そういえば」
クロハが私の方へと振り返る
手を差し出してきたかと思うと私の頬を撫でた
クロハ「おはよう、は？」
A「ぉ、おはよう・・・」
クロハ「ん、おはよう」
クロハがまた前を向き進んでいく
その後に続いて私がヒョコヒョコとついていく
白いワンピースの裾がフワッと揺れた
クロハ「さぁ、なにが食いたい？」
A「その上から目線すっごくムカつくわ」
王様の座っている椅子の様な椅子にクロハが座っている
クロハの膝の上に私が座る
A「あんたは何も食べなくていいの？」
クロハ「まぁ、俺は食っても食わなくてもどっちでもいいからな、でもまぁ、お前が望むなら一緒に食べてやってもいいぞ」
A「フハッ、ツンデレ・・・ｗ」
クロハ「う、うるせえよ」
食べたいものか・・・・
あ、あった
A「オムライスって、いける？」
私の大好物の名前を出すとクロハがニヤッと笑う
クロハ「余裕に決まってんだろ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：にひりんこ | 作成日時：2015年4月26日 21時
