私的理論24 ページ24
授業が終わり、教科書を片付ける
キド「A、いくぞ」
A「うん」
体操服とスイトウと体育館シューズを手に持ちキドといっしょに教室を出る
次の授業は体育だ
だから男子はそのまま教室で、女子は更衣室に移動して着替える
A「あれ?マリーは?」
キド「あぁ、キサラギと一緒にいたぞ、それよりA!今日の体育はバレーボールなんだ!楽しみだな」ニカッ
ガッツポーズをしながら頬を赤く染めニカッと笑うキドの笑顔をみて固まる
なにこれ・・・
A「もう、キド可愛いすぎよ・・・」
キド「か、可愛いって・・・・」///
A「うん、笑顔が素敵だわ〜」
キド「や、やめてくれ」///
顔を真っ赤にしているキドの顔を見てニヤッと笑いかける
A「ごめんね、ちょっと意地悪しちゃった☆キドがあまりにも可愛すぎて」
口元に人差し指を持っていき、パチッとキドにウインクする
キド「あぁ、もう行くぞ!」///
A「はーいww」
別にキドが悪いわけじゃない
ただ、あんなに純粋な笑顔が私にはできるのだろうか?
きっとできない
A「ああ、もう、汚いな・・・」
隣で真っ赤な顔を腕で隠しているキドを見て
私はなんて冷たい人間なのだろうと、それにすら傷つかない私に対して
自分を冷めた目で見ていた
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作者名:にひりんこ | 作成日時:2015年4月26日 21時