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私的理論18 ページ18
さっきからシンタローが隣で叫んでいる
正直に言うとうるさい
時々こっちを見て顔を赤くしたかと思うと目が合うと顔をそらす
なんなのよこいつ…………！
A「あんたねえ、人と目を合わせることもできないわけ！？」
シンタロー「うるせえよ！こっち見んじゃねーよ！」
A「はぁ！？あんた何様なわけ！？」
シンタロー「俺様だよ！」
ついシンタローと言い争っているとカノに止められる
カノ「はいはい、やめようねーwAは僕とデートにきてるんだからさ？」
シンタロー「で、デートー！？」
カノ「あ、シンタロー君もいいの？エネちゃんがさっきから動画とってるけどw」
エネ「あら、気づかれちゃいましたかーwwTwittiyにデパートで発狂する非リア童貞とでものせましょうかね？」
シンタロー「やめろおおおおおお！？」
シンタローの携帯からエネちゃんが現れる
そうか、だから静かだったのか…
正直に言うと隣で騒いでいる3人はうるさい
でも、それよりも私の胸の鼓動の方が大きく響く
A「な、なにこれ、胸がドキドキする…」
恋愛は一種のゲームだ
落としたほうが勝ちで落とされた方が負け
A「違う...違う....違う、違う！」
私は負けてなんかいない
負けてしまったらそこでゲームは終わり
つまりゲームオーバーだ
今まで負けたことなんてなかった私はどうしたらいいのか分からない
A「やだこれ…胸が苦しいよ…」
訳のわからない感情に私は惑わされていた
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作者名：にひりんこ | 作成日時：2015年4月26日 21時
