【d!】檻の中にいた子供、誘拐しちゃいました。

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A_side



特にすることも無くなってしまった。

どうしよ、、、



『ん、ぁ、、、ふぁぁぁ』

ミズキ「え、声やば」

『ほぼ寝てねぇんだよ』



興味なさげにどっか行きやがった。

もう知らん。寝るからな。



『んん、、、すぅ』



＊＋＊＋＊
os_side



…めのまえでひとがねたとき、どーすればええ？

ん〜、、、おふとんかけたげるか？

、、、でもおこられるかも。



「んんん、、、どうしよ」

「まんちゃん？どうかした？」

「！らんらん〜、たすけてめぅ〜」

「えぇ、、、って、Aさんだ」



らんらんもきづいたらしく、じ〜っとみている。

ふたりでうんうんうなっていると、ミズキおねーさんがきた。



ミズキ「おぉ、寝とる。」

「ミズキおねーさん、どうしよ？」

ミズキ「…ww、寝かしとったげて」



とりあえず、そのへんにあったタオルをおなかにかけておいた。

らんらんとあーそぼ！



「らんらん〜！」



＊＋＊＋＊
A_side



ｽｯ…



『ふあぁ、、、何時や』



ちらり、、、？！

やっべやっべ、もう4時やん！！



『どないしよ、、、って、これは？』



起き上がると、タオルがひらりと舞って落ちた。

そのタオルは私の庭球隊魂という自己満タオルだった。

え、ハズいって。ていうか、あたしこんなのかけたっけか。



『んぐぬぬぬ、、、ミズキ、ミズキに聞こう』

ミズキ「おっはー、良く寝れた？」

『おかげさまで……なぁ、あたしこれ自分でかけよった？』

ミズキ「んーや」



ミズキかな…「ちゃうよ」

エスパーやん。

じゃあ誰が…？



ミズキ「あー、オスマンくんやで。わざわざどーしよって声かけてくれてん」

『………(ﾌﾞﾜｯ』

ミズキ「えちょ、何、どした？！？！」



無意識のうちに涙が…

うぅっふ、心温まるぅ"

オスマン君、オスマン君、、、いた！



『う"れ"し"い"よ"ぉぉぉん』

os「へｯｯｯ？！？！Aおねーさん…？」

『タオル、ありがとね…ｽﾞﾋﾞｯ』



汚いと言われてもいい！

優しさが目に染みる…

はーかわいい(定期です)



os「…おれ、Aおねーさん、すきやで」

『、、、へ？すき、？』

os「いうてない(ﾌﾟｲｯ」即答

『、、、あたしもオスマン君すきぃぃぃ！！』



きもいといわれてもええ。

かわいいもん。

好きやって、聞いた？あの警戒心の塊からやで？

嬉しすぎるわ。



＊＋＊＋＊

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