うぎょるぎゅ

3.はじめまして ページ3

そわそわしてると、急に後ろから低い声が。

KH「・・あの。僕の奥さんになる人ですか？」

「！！」

キタ。

驚きでちょっと体がびくっとしちゃった。
あわてて振り返ると、目の前に花束。

立ち上がり挨拶をしようとして、
・・・・・固まった。

ああ。
あああああああ。

くりくりの目。
少しボリュームのあるきれいに口角のあがった唇。
ふわふわの髪。
長身の彼は、
見まごう事なき・・・・・

SJのブラックマンネ・・・・・・！！！！！！！

KH「あ、こんにちは。Aさん？ですよね？」

「・・・・・・。」

KH「あの。。？初めまして。。キュヒョンと言います。僕のこと、知ってますか？」

「・・・！はっ！はじめまして！・・・Aです。」
精一杯のスマイルを作る。
でも顔が赤くなるのがわかる。

だってだって、私、えるぷなんですもの・・・・！！！！！

なぜだか知らないけど、
死んでもギュペンなんて言えない。
黙っておかなくちゃ。
そう思って、冷静を装うのに必死だった私。

KH「出会えた記念に。」
そう言って柔らかく微笑んで、花束を差し出す彼に見惚れたまま、
力の入らない手を伸ばしてなんとか受け取った。


・・・・・・・・はっっ。


しっかり、私。
カメラが回ってる。

なんとか持ち直し、撮影に挑んだ。

4.カフェデート（KH）→←2.初回撮影（KH）

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す