シンオウ地方の旅路 part2 (ページ34)

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VS.ギラティナ3 ページ34

「ギラティナの“ドラゴンクロー”は、厄介だな。
だか、ギラティナの体力も随分減ってるはず。最初の“悪の波動”の一回、“冷凍ビーム”に、“波乗り”が二回当たってる。
あと、ギラティナの爪にさっきの絶対零度のがかすっているな。
そろそろ、ゲットしてみるかな。」

鞄に入れていた捕獲用のボールを取りだし構える。

「カイオーガ、ギラティナの動きを封じ込めるよ。
“波乗り”してから、“絶対零度”をやるよ。」

その指示に応えてカイオーガが咆哮し、大きな波がギラティナを襲う。
その直後に放たれた冷気が一気に波を凍らせ、ギラティナの身動きを封じた。

「お、氷状態になった。
状態異常は、ゲットの確率も上がる。
ハイパーボールで一回投げとこ。」

右手に準備していたハイパーボールを、ギラティナに投げた。
そのハイパーボールがギラティナに当たり、ボールに吸い込まれていく。

光と共に着地したそのボールが揺れる。

…一つ

…二つ

…三つ

…カチッという音と共に、ボールの動きが止まった。

「あ……ギラティナゲット！！
やったぁ～～!!
ギラティナ、ゲットできたぁ～～
図鑑、図鑑っと……
登録出来た……さて、カイオーガ、お疲れ。」

右手には、ギラティナのゲットしたボールを持ち、左手にはポケモン図鑑を出していた。

「さて、タクトは……
あ～～……あれは、手助けは大丈夫かな？
ディアルガとパルキアは、ドラゴンなのに……う～ん、カイオーガまだやりたい？」

カイオーガに意見を求めるが、カイオーガは何も言わずにボールに戻ってしまう。

「久々のバトルしたから疲れたのかな。
さて、ダークライとギラティナ、カイオーガの回復しとこう。」

鞄から、１つのいい傷薬を３つ取りだし、ギラティナ達に使用する。

「タクトも、あんな地形の場所でのバトルしてるけど、大丈夫かしら……
それに、パルキア……うちのカイオーガの雨を使いやかった。あのへんは日照りしているから、炎タイプの力が上がるなぁ。
リザードンで手助けしとくかな。
とりあえず、日本晴れして、雨を無くしておいておこうか。

そのあと、ギラティナの消える移動を使って、ディアルガ達の真上から攻撃してやるか。」

そう、話していきタクトにばれないように、ギラティナに乗っていきました。