VS.ノモセシティジムリーダー･マキシ Ver.シュナ ページ2
「あの時のバトル中に、問題が起きて騒いでしてしまいましたしね。
あの時のリベンジですよ、フシギバナ。」
「おぅ！ちゃんと決着着けないとなァ！ルンパッパ、出番だぞォ！」
ルンパッパはタクトの持つハスブレロの進化系であるので割愛。
それに対するはカントー草御三家、草･毒タイプのフシギバナだ。
「晴れパなのに、雨はやらせない。毒をくらわしなさい、“毒々”」
「無視して“雨乞い”だッ！」
初手にルンパッパが猛毒を浴びるも、雨が降り始めた。
「“ハイドロポンプ”ッ！」
タイプ相性は悪いがそんなの関係ないとばかりに激流が放たれる。
「“花びらの舞”。
それから、“日本晴れ”〜」
花びらが舞い散り、激流を防いだうえでルンパッパを傷つけていく。
更にはせっかく降らせた雨が一瞬にして乾いてしまう。
「くっ…“炎のパンチ”だ！」
しかしやられてばかりではない。
晴れを逆に利用し、勢いを増した炎の拳がフシギバナを襲った。
「ソーラービーム！
炎のパンチは、つるで縛って、動きを封じな。」
「蔓を殴れ！」
光線を何とか躱し、追撃の蔓に殴りつけて引火させる。
蔦が燃え、その元にあるフシギバナも一緒に燃えてしまった。
「やっぱり、そうきましたか。水のエリアに逃げて火を消して。
そして、久々のアレをするわよ。」
即座にエリアの中にある、本来水生ポケモンが動きやすいよう作られた水場に飛び込み、火を消した。
そして、“あれ”という単語だけで何をするのか理解した様子だった。
「メガシンカ！！」
フシギバナに付けられたメガストーンと、シュナのキーストーンが共鳴する。
フシギバナを光が包み―――
大きく、立派な姿へと変えた。
「へェ…アンタそんなことできたのかァ…それでさえも押し流してやるよォ！」
「メガシンカすると、別格ですよ。
フシギバナ、ルンパッパの足に向かって、花びらの舞。」
先程とは明らかに威力も数も段違いである。
相殺しきれず大打撃を食らってよろめくルンパッパ。
「よろめいた所につるで足を掴んで、投げ飛ばしながら、ソーラービーム。」
蔓を伸ばして足に絡めつける。
ぶん回してから壁にぶつけ、光線を放った。
流石に耐えきれるようなことはなく、ルンパッパは気絶した。
決してルンパッパに相性は良くはない草技で、ここまで圧倒的に大差を着けたのは流石としか言いようのないレベルである。
「参ったな…せめてこいつだけは倒してぇなァ！ヌオー！出番だぞ！」
「ヌオー、かぁ。」
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作者名：シオン&クロロフィル x他3人 | 作者ホームページ：http
作成日時：2022年8月6日 18時
