ちび夢主 20 ページ3
たまたま会った父親3人で子供をあやしながら
談笑の時間を過ごしていると
「貴方!探したわよ!」
「わっ!?マ、マリィ!?」
「戻ったらいないんだもの!
すっごく心配しちゃったでしょ!」
「ご、ごめんよぉ
話すのが楽しくて、つい・・」
「もうっ!」
彼は戻ってきた奥さんに
ぎゅうう、と頬を抓まれて
涙目で何度も謝る
少し可哀想だったので
弁解しようと席を立つと
店の方から、あー!と甲高い声が聞こえる
振り向くとナースとナース長が
ずんずんとこちらに歩いて来ていた
「隊長〜探したよ〜」
「あ、終わったかよぃ」
「終わってない!」
「試着させたいのに
アンタいないんだもの」
「わ、悪かった・・」
騒ぐ二人を宥めていると
二人の後を少し遅れて
ついてくる女がいて
その女はこちらに気づくと
大きく手を振った
「ベッジ!ペッツ!」
「シフォン!
ペッツ〜ママだぞ〜」
「ああぅうう!」
「あ、シフォンさん
旦那さんもここにいたんだね!」
「えぇ、貴方たちの
探し人も見つかって良かったわ」
ナースたちとベッジの妻である
シフォンという女が
仲睦まじく話をしているのを見て
俺とベッジはえっと声を上げる
「お前ら、いつの間に・・・」
「洋服コーナーで会ったんですよ!」
「彼女たちにも
ペッツの服選び手伝ってもらったの」
「そ、そうか・・・
ありがとうな、お嬢さんたち」
「えへへぇ〜」
「こんにちはぁ!!素敵な親子たち!!!」
突然、この話の場の横から
ひょこっと奇抜な恰好をした
男が声を張り上げながら
割り込んできた
咄嗟にAを抱きしめる
なんだ、コイツ・・気配がなかった
警戒していると、ナースがまた
甲高い声を上げる
「この人ですよ!この店の設立者!
デザイナーのベイベマスター!!」
「おほほほほ!!
覚えてくださる方がいるとは・・
とっても光栄です」
男は深々とお辞儀をして
さて、と話を切り出した
「あなた方の3人のお子さんに
頼みごとがありましてネ・・・」
「3人・・・?」
「ほほほほ」
男は後ろにいたロシーの肩を掴み
ぐいっと無理矢理
こちらに連れてこさせた
「な、なんですか・・!?」
「3人」
不気味に男は笑いながら
その頼みごとの内容を話した
「お子さんたちに
私のベビー服のモデルと
なってほしいのですよ」
どうにもうさん臭くて
断ろうと口を開いたら
ナースに先を越されてしまった
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ロモォコ - lemonade066さん» 何度もすみません!こちらが18金枠のURLでございます! https://uranai.nosv.org/u.php/novel/mayoneisis/?fr=first_url 今後ともよろしくお願いいたします!! (2022年8月26日 23時) (レス) id: a0d4487acc (このIDを非表示/違反報告)
ロモォコ - わぁあぁああコメントありがとうございます!!すみません!18金枠のURLwoコメント欄に貼っておきますね! (2022年8月26日 23時) (レス) id: a0d4487acc (このIDを非表示/違反報告)
lemonade066(プロフ) - すごく良かったです!!18金枠はどうやったらみれますかね…! (2022年8月26日 16時) (レス) id: 66d7fc9173 (このIDを非表示/違反報告)
ロモォコ - あやさん» いつもありがとうございます!!本当に励みになっております!!これからもよろしくお願いいたします!! (2022年8月13日 23時) (レス) @page32 id: a0d4487acc (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 独占欲が最高すぎますねれなんか上手く言えないけど最高すぎる壊れ方です!愛してるからこそここまでなってしまう感じが良い!これからも応援してます (2022年8月5日 0時) (レス) id: 95a1685357 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ロモォコ | 作成日時:2022年4月12日 20時