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悟side
用事を済ませてから、意識を失っているAの元へ向かう
あの細い体、呪力をある程度使った後に、領域を使うほどの呪力があることに驚愕。残ってるとしても領域を使えば呪力はカラカラで意識を失うのは当たり前か。だから念の為に呪術師を寄越すように言っておいて正解だった。今回は領域でなんとか特級祓えたみたいだけど、祓えなかったら同行者が特級か1級じゃない限り、死んでた。
保健室の扉を開ける
硝子がAの様子を見ながらデスク作業をこなす
悟『お疲れサマンサー』
硝子「悟か。Aの様子を見に来たってところかい?」
悟『そういうことにしておく。目覚める様子は?』
硝子「今のところない。何も変わってないからな。」
悟『1級術師に定めておいて正解だったよ。領域を使えても呪力カラカラならそれなりの相手をすると確実にこうなる。毎回毎回特級相手にしてたらこの子は呪術師としてだけじゃなく歌手活動もままならないだろう。』
硝子「そうだね。悟の判断が正解だったよ。」
悟『同行してた真希も冷静に考えてくれて助かった。あとで真希に感謝しないとな。それじゃ、またなにかあれば連絡して。僕は2年ズと1年ズに教えてくる。』
悟はAの手を握り、『早く戻ってきてね。待ってるから。今回はよく頑張ったね。お疲れ様。』といい、頭を撫でて離れた。
悟はAの様子を見て、言うだけ言って保健室を出ていった。
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ちゃちゃねこ(プロフ) - 完結おめでとうございます!2人がくっ付いてよかったですね! (2021年4月4日 3時) (レス) id: 7a16543b0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あみりん | 作成日時:2021年3月2日 4時