内緒にしてること《太宰治》

内緒 ページ11

ガララｯ


教室のドアを開けると女子たちの目線が痛かった

さすが王子様

まぁそんなことどーでもいい

早く席につきたい

『ぐえっ』

あ、変な声出た

「Aーー！！大丈夫でしたの！？気分悪くなったって聞いてナオミ心配でしたのよ！」


抱きついてきたこの子のせいだ

谷崎ナオミ すっごい美人な女の子
私の親友とも呼べる存在。数少ない友達の1人だ

『大丈夫だよ、心配かけてごめんね？』

ごめん、ナオミそろそろきついかも

苦しい


「それなら良かった。無理しないでくださいね！」


手を離してにこりとした笑顔を浮かべるナオミを見て私は鼻血が出るんじゃないかと思った、


かわいすぎでしょ


『あ、太宰君にお礼言わなきゃ。』

一応ね、うん感じよくしとかなきゃだからね



「いってらっしゃい。」

ナオミが手を振る



治のとこまで行こうとするけど、うん、まぁ女が群がってることで

あそこには行きたくないなぁ

どうしようかなと考えていると

「あ、Aちゃん。気分はもうよくなった？」

と治の声

群がっていた女どもが一気にこちらをむく


うっわ顔こわ ←


『うん。太宰君ありがとう。』

にこりとしながら言うと


「ねぇ太宰くぅん聞いて聞いてー「こっちの話も聞いてよお…

………


女たちがほかに何も言わせまいと治にくいついていく


おつかれさまでーす


「そろそろ席につけー」

先生の声がかかった太宰ガールズや中也ガールズ達が席へと戻る



私も急がなきゃなーっと思いもどろうとすると


中也がながーいながーい脚を前に出して(イヤミ
いたので脚を飛び越えようとした時

「営業スマイル(ボソｯ」

と聞こえたのでとりあえず脚踏んどいた


なんか中也悶えてるけど気にしなーい









更新サボってごめんなさぁいいいいい

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