(Ⅴ)年上彼女と同棲する方法 (ページ9)

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再会ページ9

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「えー、でもねーちゃん眠くてもう寝そうやわ...でもりっくんとおやすみのチューせな、寝られへんしなー...」

そう言って眠そうに振る舞って、横目でチラッと弟を見てみる。

『ねーちゃんねむい？』

「うん、眠い。りっくんと寝たい」

『じゃあぼくもねる！』

そう言ってやっと立ち上がってくれた。

こうして2人は布団に入って、眠りについた。

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『ねーちゃん！ねーちゃん！』

「ん...どうしたん」

おはよ、と言うと挨拶を返してくれる弟。

『あさごはんだよ』

「んー、もうそんな時間？」

そう言われて、とりあえず時間も確認せずに、一緒にリビングへと向かう。

「おはよう」

ま「あら、Aちゃんもう起きたん」

「え？だってりっくんが朝ごはんの時間って」

ま「まだ7時半よ(笑)」

「ははっ、りっくんのペースに飲まれたわ(笑)」

そうは言っても目も覚めてしまったし、と弟と一緒に朝食をとる。

「おいしいなー」

『ぼくこれがすき』

「そっかー」

『ねーちゃん、きょうどこいくの？』

「ねーちゃんは、夕方にはりゅーちゃんのとこ帰るで？」

『えー、そうなの？』

「りっくんは今日はねーちゃんとママと3人でお出かけやで」

『やったー！』

こうして朝食は終えて、リビングでしばらくくつろぐ。

「あー、あかん、龍友くんに電話しよ」

朝の連絡をしていなかったことを思い出し、慌てて電話をする。

龍「もしもーし」

「ごめん、もう起きてるで」

龍「おはよ」

「おはよう」

龍「今海来てるわ」

「楽しんでるやん」

龍「Aちゃん何してるん」

「私はリビングでゴロゴロしてる」

龍「今日気をつけて帰ってきてな」

「ん、ありがとう。ビーチでギャルナンパできた？」

龍「できてないねん、どうしたらいい？」

「話法が足りてないんやろなー。頑張って」

龍「え、応援せんとって(笑)」

しいひんわ、と笑っている。

「たまには息抜きもいるやん？」

龍「その息抜きは必要ないですー」

「あー、そうですか」

龍「冷たいわー(笑)でもさー」

何を言い出すだろうと構えていたA。

「なんかあった？」

龍「さっきめっちゃおっぱい大っきい人見た」

「アホ(笑)」

くだらん、と呆れ笑いのAに、そうやな、と龍友も笑っている。

龍「でもAちゃんも大きいしな」

「なぁ、何の話？(笑)もう切るで」

龍「ごめんって(笑)」

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