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涼太が来てから開始しようということになり、一同の会話はまだ続く。
「昨日な、ゆうぴがな」
そう言って龍友の太ももをトントンとしながら話しかける。
龍「どうしたん」
「ゆうぴが、抱き散らしたるわ、って言い出してん」
龍「何それ(笑)」
「んでな、家帰ってもまだ言っててん」
龍「抱き散らかしてもらったん」
「んや、無理やって言われた(笑)」
龍「うわー、可哀相(笑)」
「やろー、私夜通し泣いたわ」
そう言っておどけるAを微笑ましく見つめながら、頭を撫でる龍友。
裕「嘘つけ、自分が無理やって言い出したやん(笑)」
「いや、あかんかったやん(笑)」
裕「だって笑い止まらへんかったやん(笑)」
「そうやけど(笑)」
龍友もすっかり慣れたのか、全く気にしていない様子。
「んでな、隼がさっき、俺んちにも来てって言うてん」
龍「ん、それで？」
「そしたらゆうぴが、抱き散らかしたれ、って言うて」
龍「うん」
「隼は無理やって言った(笑)」
龍「隼振られてるやん(笑)」
「だって弟とか無理やーん」
龍「楽しんだみたいでよかったな？」
「ん、めっちゃ楽しかった」
龍「遅くまで話してたん」
他のメンバーもいると言うのに、龍友は相変わらずAの頭や頬を触って、Aも前のめりになっていて、完全に2人の世界になっている。
「ん、話してた」
龍「よかったな？」
「ん、楽しかった」
周りのメンバーが、その様子を見て呆れ果てていた頃、涼太が慌てて入ってくる。
涼「すいません！遅れました！」
「おー、兄ちゃん、いい度胸やな」
涼「本当すいません...」
「今日は気をつけたがいいで？」
涼「いや...怖いっす」
「隙があったら、抱き散らかすで」
そう言うと一同が一斉に笑う。
涼「え！？」
「あんたは遅れたから、知る権利なし(笑)」
涼「え、僕Aさんに抱かれるんすか(笑)」
「ん、そうやでー、気をつけとき」
涼「うわー、わざとふざけよ」
龍「アホか(笑)」
裕「ほんまはしばかれるで(笑)」
玲「片ちゃん気を付けて(笑)」
「あんたら失礼やな(笑)」
隼「俺は真面目にやるよ？」
メ「俺もー」
亜「それが当たり前(笑)」
「ほんまやわ(笑)」
こうしてやっとリハーサルがスタートした。
始まる前の会話が嘘だったかのように、真剣に取り組んだメンバー一同。
Aもダンスチームとして、また演出チームとして、一緒に真剣に取り組んだ。
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べてぃ。(プロフ) - あさのさん» コメントありがとうございます(^^)是非、書かせていただきます！しばらくお待ちください(^^) (2019年8月23日 8時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
あさの(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！裕太くんと仲良しすぎて龍友の独占欲が爆発しちゃうところがみたいです（＾ν＾） (2019年8月23日 1時) (レス) id: 6c0ede078d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年8月8日 21時
