__心休__ ページ8
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ついに、MV撮影の日を迎えた。
早朝から深夜まで、この1日で終わらせてしまえるようにしている。
髪色も変えて、心機一転現場入りしたA。
MV公開に合わせて公式YouTubeチャンネルも開設するため、負担にならない程度にメイキングとしてカメラが回ることになっている。
昼過ぎから夜にかけてダンスシーンの撮影が入っているので、その時間は裕太も現場に来ることになっていた。
「おはようございます。今日はよろしくお願いします」
たまに事務所で顔を合わせるヘアメイクの人や他のスタッフに挨拶をして回る。
時刻はまだ朝4時だ。
『昨日寝れました？』
「それが9時には爆睡でした(笑)」
『だったらよかったです(笑)』
一緒に頑張りましょうね、と声をかけてくれた。
ヘアメイクに2時間かけて、スタジオ入りしたAは、再び現場のスタッフ達の前でしっかりと挨拶をした。
こうしてMV撮影は始まった。
午前中のほとんどをかけて、1パターン目の衣装とセットで撮影を行った。
昼前になり、セットチェンジや機材チェックのため、一旦休憩に入る。
裕「お疲れー」
「お、中務先生！」
今日はよろしくお願いします、と声をかければ、握手を交わす2人。
裕「何時に入ったん」
「4時」
裕「やば(笑)俺寝てたわ」
「3時半起きですよ、私は」
裕「やばいな(笑)」
ちゃんとやってるやん、と裕太は髪の毛を触りながら感心している様子。
「似合ってる？」
裕「いいんちゃう？」
「いいん」
裕「うん、可愛い」
「よくできましたー(笑)」
ご満悦のAは、裕太も一緒に昼食をとるように勧める。
裕「ちょうどよかったわ、腹減っててん」
「食べよ食べよ」
こうして2人は昼食をとりながら、午前中にAが撮影した映像のチェックを一緒に行った。
裕「めっちゃいいやん」
「そう？」
裕「やっぱ向いてるって」
「ありがと」
そう言って裕太の肩に頭を乗せると、やめろや、と照れている様子。
「いいやん」
裕「やめて」
「やめへん」
裕「やめろって、気持ち悪いから」
「あー、愛しい」
こうしていつもの調子で休憩時間は過ぎていった。
次のセットの準備が整い、Aもヘアメイクを新しくしてスタジオに戻った。
ここからはダンサーも入れて、ダンスシーンの撮影が行われる。
裕太指導の元、イントロに合わせて踊っていく。
裕「こっちでこうしてみよ」
「はい」
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べてぃ。(プロフ) - あさのさん» いつもありがとうございます！伝えておきます！笑 (2019年11月22日 9時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
あさの(プロフ) - いつも楽しみにしてます！リクエストではないかも知れませんが、ヒロインちゃんの体調が戻らなくてずっと心配です(笑) (2019年11月20日 1時) (レス) id: 6c0ede078d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年10月23日 16時
