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龍「口...無くなってるで？」
少し笑いながらAの顔を覗き込めば、視線が重なった。
龍「嫌やったら突き飛ばしてな」
そう言って、ゆっくりと顔を近づけると、Aはそっと目を瞑った。
そして、優しく唇が重なる。
しばらくそのまま2人は手を握り合って、唇が離れてまた視線が重なる。
龍「俺たち別れてないよな？」
「...うん、そうやな」
龍「Aちゃん...」
そう言ってAをギュッと抱きしめると、自然とAも抱きしめ返す。
龍「好きやで」
「ん、私も好き」
龍「もう離れんとってや」
「ん、離れへん」
龍「裕太くん言ってたで」
「何て？」
龍「僕がより戻したらええやん、って言ったら、寝言で他の男呼ぶ女なんてごめんやわー、って(笑)」
「え、知らんかった(笑)」
なんか恥ずかしい、とAは頬を赤らめる。
龍「裕太くんてほんまお人好しにも程があるよな(笑)」
「ほんま...アホやんな(笑)」
龍「でも感謝やな？今日も話す場所設けてくれてんから」
「ん、そうやな」
こうして2人は、会っていなかった間の話や休養についての報告などをして、Aの家で過ごした。
龍「わ、もうこんな時間や」
気づけば時刻は夜7時を回っていた。
「ほんまや」
龍「お腹空くはずや(笑)」
「私もお腹すいたー」
龍「何食べたい？」
「んー...龍友くんが食べたいものが食べたい」
そう言って龍友を見ると、照れた表情をしている。
龍「可愛いこと言わんとって(笑)」
少し頬を赤らめながら、何にしようかと携帯を見つめている。
そんな龍友にくっ付いて、一緒になって携帯を覗き込む。
「やっぱり肉かー(笑)」
龍「バレた？(笑)」
「ほんま好きやなー(笑)」
龍「Aちゃんの方が好きやけどな？」
そう言って、不意打ちでチュッと音を立てたキスをする。
「ふふっ、恥ずかしい」
Aはそう言って、龍友の肩に頭を乗せた。
龍「外でいい？」
「ん、いいよ？」
龍「久しぶりに、近所のあの店行こうか」
「うん、賛成」
こうして、Aが引っ越してきた頃に2人で行った近所のお店へと向かう。
仲良く手を取り合って、ゆっくりと外を歩く。
龍「あんな店あったっけ」
久しぶりに歩く風景には、前とは違う部分も見受けられた。
「そう言われればなかったかも」
龍「今度覗いてみようか」
「ん、そうやな」
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べてぃ。(プロフ) - あさのさん» いつもありがとうございます！伝えておきます！笑 (2019年11月22日 9時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
あさの(プロフ) - いつも楽しみにしてます！リクエストではないかも知れませんが、ヒロインちゃんの体調が戻らなくてずっと心配です(笑) (2019年11月20日 1時) (レス) id: 6c0ede078d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年10月23日 16時
