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龍「...ごめんな、昨日」
少しの無言の後、龍友が突然そう言った。
「ん...もういいよ？」
龍「信用してんのに、どうしても嫌やってん」
「ん...」
龍「でも仕事やし、めっちゃ理不尽なこと言った。Aちゃんになんかあったら、って思ってたら、余計なもの取り除きたくなってん...ほんまごめんなさい」
龍友はそう言うと、Aの方を向いた。
龍「...許してくれる？」
そう言ってAの顔を覗き込むと、Aも龍友の方を向く。
「もう怒ってないよ」
そう言って龍友に微笑みかけると、龍友はそっとAを抱きしめた。
龍「ありがと...」
「龍友くん」
龍「ん？」
「好きやで」
龍「ん...俺やって好きやで」
そうカッコつけて言うと、耐えきれずAは吹き出してしまう。
龍「めっちゃかっこよく決まったと思ったのにー(笑)」
体を離して龍友がそう言えば、思いっきり笑っているA。
龍「その顔が見たかってん(笑)」
「ほんまは？」
龍「絶対かっこいいと思って言った(笑)」
「めっちゃ笑えるんやけど(笑)」
お腹を抱えて笑うAを、龍友は再び抱きしめる。
龍「そんなに笑う子は、捕まえてお仕置きやな(笑)」
「だって、めっちゃおもろかってん(笑)」
龍「チュッチュ攻撃したるわ(笑)」
「いやだ、やめて(笑)」
つい数分前の雰囲気が嘘のように、誰もいない展望台でいちゃつく2人。
ひとしきりじゃれ合って、2人は壁にもたれて座り込む。
「あー、笑い疲れた(笑)」
龍「ほんま笑うとこじゃないから(笑)」
「ごめんって(笑)」
Aは龍友の肩に頭を乗せ、あーおもろかった、と深呼吸をする。
龍「ここな、僕の秘密の場所やってん」
「前から来てたん？」
龍「デビューする直前くらいに見つけて、それから時々ボーッとしたい時とか、嫌なことあった時に来てた」
ここで人に会ったことない、と龍友は言う。
「そんな場所教えてよかったん？」
龍「Aちゃんと出会ってからは一回も来てへんかったし。Aちゃんにもここからの景色見て欲しかった」
なんか好きやねん、と龍友。
「でもわかるかも。別に絶景って感じちゃうけど、普通でいい」
龍「やろ？Aちゃんわかってますやん」
そう言って後頭部に手を回してAを見つめる。
「ふふっ、なんか秘密で会ってる中学生みたいやな」
龍「ちょっと照れ臭いな(笑)」
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べてぃ。(プロフ) - あさのさん» いつもありがとうございます！伝えておきます！笑 (2019年11月22日 9時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
あさの(プロフ) - いつも楽しみにしてます！リクエストではないかも知れませんが、ヒロインちゃんの体調が戻らなくてずっと心配です(笑) (2019年11月20日 1時) (レス) id: 6c0ede078d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年10月23日 16時
