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数日間はAも必要な日にリハに出席して、他の時間は専業主婦のように過ごしていた。
ある日、家で掃除などを済ませて犬達とまったりしていると、龍友から電話がかかってきた。
「はーい」
龍「もしもーし。何してたん」
「チビ達とまったり」
龍「なぁ、今日18時半に待ち合わせできる？」
「え？どこで」
龍「んー、事務所かなー」
1人で来れる？、と少し遠慮気味に聞く。
「ん、わかったけど、なんかあるん？」
龍「いや...デートしないかなーって思ってんけど」
表情が想像つきそうな口調で、少し恥ずかしそうにしている龍友に、自然とAの頬も緩んだ。
「デートの待ち合わせが事務所なん？(笑)」
ムードないわ、と茶化せば、本気にしてオドオドしている龍友。
龍「え、いや、だって...Aちゃんきついかもって...」
「冗談やって(笑)」
いつもありがとう、とAが言えば、龍友の頬も最大限に緩む。
龍「じゃあ...待ってるから」
「ん、わかった。ちょっと早めに行って、スタッフさんに顔出してるわ」
龍「ん、わかった。気をつけるんやで？」
「わかってるって(笑)心配しすぎ」
龍「心配するのが僕の仕事やねん(笑)」
「はいはい、ありがとう(笑)」
こうして2人は事務所で待ち合わせることになった。
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『お疲れ様でーす！元気ですか？』
迷惑をかけているので、待ち合わせより30分早く事務所に行って、スタッフたちに差し入れを持っていった。
「お疲れ様です！元気ですよ。差し入れ持ってきました」
声を掛けたり、少し話しながら配って回れば、あっという間に時間は待ち合わせ時間になっていた。
『Aさん、数原くん来てますよ』
「え？」
そう言って指差された方を向けば、こちらに歩いてくる龍友が目に入った。
龍「お疲れ様ー」
「お疲れ。ごめん、過ぎてたな」
龍「ここやろうなって思って、エントランス行かずに来たら正解やった(笑)」
すごいやろー、と嬉しそうに言う龍友。
『デートですか？』
茶化すように言ってくる女性スタッフを照れながらあしらって、2人は事務所を後にした。
「ごめんな、来てもらって」
龍「僕が勝手に行ったんやん」
気にせんで、とタクシーの中で手を握った。
龍「さ、肉食いますかー(笑)」
「ん、そやね(笑)」
こうして2人は焼肉店に向かった。
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べてぃ。(プロフ) - あさのさん» いつもありがとうございます！伝えておきます！笑 (2019年11月22日 9時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
あさの(プロフ) - いつも楽しみにしてます！リクエストではないかも知れませんが、ヒロインちゃんの体調が戻らなくてずっと心配です(笑) (2019年11月20日 1時) (レス) id: 6c0ede078d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年10月23日 16時
