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龍「どうしたん？怖い顔して」
「龍友くーん」
そう言って龍友に抱きつけば、子供のように泣き出してしまった。
裕「え、え？」
隼「Aちゃん、落ち着いて」
突然のことに酔いも吹っ飛んだ隼は、とりあえずAの背中をさすってあげている。
裕太は肩に乗せた顔を覗き込んで、涙を拭っている。
龍「泣いていいよ。ちゃんと連れて帰るし」
ダンサーのほとんどは帰っていたので、ほとんどジェネしかこの姿を見ていなかったのが幸いだった。
龍「しんどかったなー」
「うん...」
龍「よしよし、泣いていいから」
裕「めっちゃ涙出るやーん(笑)」
隼「笑い事じゃないっしょ」
裕「笑ってあげるくらいがちょうどいいねんって。な？」
「ん...ゆうぴー...」
裕「ん？」
「愛してんで(泣)」
裕「泣きながら言わんとって(笑)」
しかも他の男に抱きついてるし、と笑っている。
龍「僕には言ってくれへんの？(笑)」
子供のように膝にAを乗せて抱きしめている龍友。
「好きに決まってるやろ、アホ」
龍「え、裕太くんは愛してるやのに(笑)」
隼「じゃあ俺は？」
「大好きや、アホ」
龍「俺1番下ちゃう？もしかして(笑)」
他のメンバーも会話には参加しないものの、微笑ましそうに見つめていた。
ひとしき泣き喚いて、すっかり泣き疲れて寝てしまったAの背中をゆっくりとさすりながら、残り物を口にする龍友。
玲「んー...やべ、寝てた」
騒動を知らない玲於がやっと目を覚ますと、子供のように抱かれて眠るAの姿が。
玲「え、Aちゃんどうしたんすか」
龍「しーっ！ひとしきり泣き喚いてやっと寝たんやから」
心配して顔を覗き込もうとした玲於を、父親のように阻止する龍友。
玲「え、パパじゃん(笑)」
ウケる、と飲み直し始める玲於。
亜「逆によく寝てたよね(笑)」
メンディーと隼は飲みすぎたと先に帰り、涼太も次の日が早いと抜けてしまった。
残っていた数人のダンサーも先に帰ってしまったので、残っているのは玲於と裕太と龍友と亜嵐だけ。
裕「めっちゃ喚いてたで(笑)」
玲「Aちゃん飲みたいだろうなーって飲ませてたら自分が潰れちゃった(笑)」
やっぱつえーわ、と感心する玲於。
亜「Aちゃん大変だったね。本当」
裕「飲んで寝て忘れるやろ」
亜「そうだといいけど」
玲「大丈夫っすよ、多分」
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べてぃ。(プロフ) - あさのさん» いつもありがとうございます！伝えておきます！笑 (2019年11月22日 9時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
あさの(プロフ) - いつも楽しみにしてます！リクエストではないかも知れませんが、ヒロインちゃんの体調が戻らなくてずっと心配です(笑) (2019年11月20日 1時) (レス) id: 6c0ede078d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年10月23日 16時
