_________ ページ14
.
龍「誰にも見せられへんなぁ...」
そう言って今度は脇腹から下へと舌を這わせれば、軽々と下着ごと脱がせる。
龍「どうしてほしい？」
内腿にキスを落としながら、わざと挑発的に問いかける。
「意地悪...」
龍「今日はほんまに言うまで、何もしないよ？」
「あかん...」
じゃあどうしたいん、と顔を近付ければ、恥ずかしそうに目を逸らす。
龍「やめる？」
「やめへん...」
龍「どうしてほしいか言って？」
じゃないとわからへん、といつになく意地悪なことを言う。
「ん...」
龍「どうしてほしいん？」
めげずに問いかけ続ける龍友の手は、ずっと内腿を這っている。
「触って...下さい」
頬を赤らめて潤んだ目で見つめれば、龍友に唇を塞がれ、指が侵入してくる。
「んっ...りゅ...」
龍「ん...」
強い快感が押し寄せ、龍友の背中に回した手はTシャツを掴んでいる。
龍「可愛いことしすぎやから...」
僕が我慢できへんやん、と困ったように笑う龍友。
「んっ...だって...してほしかったんやもん」
龍「そういうとこがあかんねんなー」
そう言いながら、刺激する速度を速くする。
「あっ...」
龍「そんなこと言われたら、もっとそそられんねんけど」
「んっ...気持ちいい...」
龍「イって？」
片手で大事そうに頭を撫でれば、快感に溺れそうなAの表情がハッキリと見える。
「んっ...」
龍「我慢しないで」
「ダメ...」
龍友に深く口付けられ、Aは絶頂を迎えた。
「ん...」
龍「Aちゃんが可愛いからあかんやん」
「何もしてへんやん...」
龍「あかんの。無意識が1番あかん」
やから心配が絶えへん、とAを包み込むように覆い被さる。
龍「ほんまに...好きやねんから」
そう言って優しく唇を重ねると、ゆっくりと侵入してくるのを感じる。
「んっ...龍友くん...」
龍「ん？」
「私もめっちゃ好きやねんけど...」
どうしたらいいん、と龍友の頬に手を添える。
龍「いっぱい感じて？」
その一言で、龍友は全力で気持ちをぶつけた。
こうして甘い夜は更けていく。
龍「Aちゃん...」
「ん？」
龍「起きてた(笑)」
そう言って頭を撫でる。
「起きてるよ(笑)なんか寝れんくて」
Aがそう言えば、心配そうな龍友。
龍「大丈夫？」
「ちゃうの。龍友くんとこうやって過ごすの久しぶりやから」
寝るのもったいない、とAの言葉に口元が緩む。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 194人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
べてぃ。(プロフ) - あさのさん» いつもありがとうございます！伝えておきます！笑 (2019年11月22日 9時) (
レス) id: adc0117cbb (このIDを非表示/違反報告)
あさの(プロフ) - いつも楽しみにしてます！リクエストではないかも知れませんが、ヒロインちゃんの体調が戻らなくてずっと心配です(笑) (2019年11月20日 1時) (レス) id: 6c0ede078d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：べてぃ。 | 作成日時：2019年10月23日 16時
