最強呪術師は東京皇国へ (ページ21)

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21話ページ21

黒須…

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五条「あ、そうだA」

『ん？』

五条「黒須って特級呪霊には気を付けて、おそらく呪詛師と絡んでるから」

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こいつか、

『何が目的だ』

黒須「目的？あぁ、それはね

君を仲間にするためだよ♪五月雨Aちゃん」

『…は？』

私を仲間にする？何言ってんだこいつ

てか、白装束にも言われなかった？一緒に来い的な
モテ期ですかっての！！((

黒須「いやぁ、僕の仲間が、君がほしいって言うから来たの」

黒須は掴めないテンションで話を続ける

黒須「君が大人しく着いてきてくれれば誰も殺さないよ」

ほら、おいでと私に手を伸ばす

私の肩に手が触れる寸前で黒須の腕が切断される

『お前らの仲間だって…？なる訳ねぇだろ
ふざけてんのか？』

黒須「……へぇ…」

『お前はここで殺す』

戦闘が始まる

私は術式は使わず体術で相手の出方を探る

黒須「残蝶(ｻﾞﾝﾁｮｳ)」

黒い蝶が私の周りに飛ぶ

その蝶が私の腕に触れる

すると、ﾊﾞﾁｯｯ！！

激痛がはしる、痛みの場所を見ると皮膚が火傷したかのようにただれ血が出ている

『ッたぁ…』

黒須「痛い？痛いよねぇ僕の蝶は触れると今みたいになるから頑張って避けてね〜」

こいつ、私の術式知らないの？

無限使えば当たらないのにこの技

『お前、私のことどれだけ知ってる』

黒須「あんまし知らないかなぁ、名前と顔くらいしか知らないよ〜

ま、見た感じそんなに強そうじゃないけどねぇ」

ﾋﾟｷｯ、ウッザッこいつ！

黒須「呪力も僕より少ないしね」

『………』

私の呪力量は悟より多い

しかし、呪力量が原因で虐待を受けてきた私は呪力を制限することが無意識に出来るようになった

気づく人は気づけるけどね

幸運なことにこいつは気づいていない

『一気に片付ける…』

黒須「僕を殺せるかな♪」

『黒風』

私の周りに飛んでいる蝶が術式により黒須に向かって飛ぶ

黒須「！？」

ﾊﾞﾁｯｯ！！！

黒須「………っと」

黒須は少し傷を負った程度
やはり、自分の術式はあまり効かないようだ

『めんどうだな…』