愛され少女が目を覚ました話【鬼滅の刃】

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時｢久しぶり｣




｢あ！無一郎！！｣



時｢今は素振りしてたの？｣



｢うん！体が訛っちゃってて、やっと素振りの許可がおりだだけどこれだけでもまだ少ししんどいー｣



時｢ふふ、そうなんだね｣









髪の毛をクルクルと指で遊びながなら私を見るな……！




なんだよその顔は……




ただただ天使じゃねぇかよ！！！！




おいたん素振りもっと頑張っちゃうぞ！！







｢あ、そう言えば杏寿郎はどうしてる？全然見かけないから心配でさ。元気にしてる？｣





時｢ｯ……｣




｢ん？どうした？｣




時｢…そんな事よりさ、A。僕記憶が戻ったんだよ｣








……なんか隠してる？







｢え！凄いじゃん！私が寝ている間にそんなことがあったなんてー｣




時｢兄さんの事も、Aと初めて会った日のことも思い出したんだよ｣



｢えー、懐かしいなあ。色々あったけど昔と変わらず無一郎は可愛いな！｣




時｢ふふ、Aだって相変わらずお人好しでしょ？｣




｢優しいって言えよ、優しいって！｣




時｢どうしよっかなあ｣




｢さてや記憶が戻っていたずらっ子になったな？｣




時｢気の所為だよ｣









．









.









．









.









時｢(やっと元気になってきたって言うのに)｣


時｢(今煉獄さんが死んじゃったことを知ったらきっと)｣


時｢(Aはまた自分に責任を感じて落ち込んでしまうでしょ…？)｣


時｢(…まだ、知るべきじゃない)｣

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