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第四話 「起きたがそこには」 ページ4

「_______。」

「___、_____。」


__暖かい、心地良い揺れが落ち着く。


なんか声が聞こえるけど、ダメ、聞き取れない。


あぁ 瞼が重い 少しだけ 閉じていよう



__________



「ん……。」


重い瞼を開いて目が覚めた時には
見慣れない天井が目の前に広がっていた。

何今日の夢めっちゃリアルじゃん。と呑気な事を呟いて
数秒後、先程起きた一連の流れを思い出す。


「ひっ!!何!?あたし死んだ!?」


ガバッと急に起き上がった衝撃で頭が少しクラっとしたけどそんな事は気にしてられない。

視界に入った枕元には
私が先程着ていた制服や靴下が置いてあった。

まるで場面が飛び飛びの夢を見てるようだと思った瞬間
横の扉がスパンっと開いた。


「ぎゃぁぁあ!!」

「ああ起きたかい。」


扉を開いたのは、着物に身を包み簪で髪の毛を纏めてキリッとしたおばあさんだった。


(いや誰?!)

「驚かせてしまってすまないね。ここはアタシの家だよ。

路地裏で縮こまってたアンタを背負って連れてきたんだ。」

「え そ、そうなの?それはありがとうございます…
まって背負って?!腰大丈夫だった…!?」

「平気だよ。こう見えてもまだまだ若いからね。
アンタ1人くらい片手でいけるよ。」


それなら大丈夫か〜!とはなりません。
おばあさん、片手は流石に盛っただろ。


「あの、ホントありがとうございます…
がち死にそうだったんで助かりました…。えっと、」

梅子「名前は御薬袋梅子。少しは回復したみたいだね。
御飯あるから食べな。話はそれからだよ。」

「え、あ、いいの!?ありがとうございます!!」


私は布団から出て梅子さんと一緒に居間に移動した。

急展開過ぎてついていけてないけど、もうめーーっちゃ
お腹空いてたからご飯と聞いて一気にアガった。

第五話 「記憶」→←第三話 「路地裏」



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練紅愛(プロフ) - 通りすがり人さん» ありがとうございます!主人公ちゃんは自分なりにがんばって精進しますのでこれからも見守ってあげてください!! (2019年8月27日 5時) (レス) id: f3cbd92521 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり人 - 主人公の嫌がるけど一生懸命なところがとても好きです!!たまに一人で考えてゆっくり進めているのが凄いなと思います!!(修行) (2019年8月21日 18時) (レス) id: 0c71642d46 (このIDを非表示/違反報告)
練紅愛(プロフ) - 棒人間さん» ありがとうございます…!!そんな事言われたらめちゃめちゃ頑張りますよ…!マギはジャーファル推してます!超大好きです! (2019年8月12日 16時) (レス) id: f3cbd92521 (このIDを非表示/違反報告)
棒人間 - ああ…何これ好き。設定が…話が…夢主が…私好みなんじゃ…すごく好きです。更新頑張って下さい!応援しています!それと名前からして、マギ知ってたりします? (2019年8月11日 17時) (レス) id: 804948c577 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のん | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年8月2日 4時

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