偏差値低めのJKに大正時代は無いって【鬼滅の刃】

第十七話　「言葉を慎重に」 ページ17

善逸くんは女性に騙されて借金してたところ
慈悟郎さんが肩代わりしてくれてその代わりに
鬼殺隊へ入隊する感じらしい。

そして慈悟郎さんの鍛錬は地獄の日々だそう。


善逸「俺はAちゃんと婚約を結ぶので修行は
出来ません！！」

慈悟郎「阿呆を抜かすなこの馬鹿者！！」

梅子「アンタの日頃の行いのせいだね。
善逸くんが修行をしたがらないのも無理もないよ。
弟子の婚約ならもっと喜んであげるべきだろ？」

慈悟郎「ええい貴様は黙っとれい！！」


ぎゃあぎゃあと周りが騒ぎ立てる中
私は善逸くんに両手をガシッと手を握られたまま
何この状況まじウケるって感じで達観していた。


慈悟朗「Aちゃんからもこの根性無しに
何か言ってやってくれないか」

「えっ」


突然話を振られたものだからびっくりした。

とりあえずこの泣き喚いて私の手を離さない善逸くんを
どうにかした方が良いのであろう。


しかし私もここに来る以前は汗水垂らしながら
必死に頑張る努力とやらは正直苦手だった身。

付け焼き刃の簡単な言葉じゃ返ってやる気を無くして
傷付くという事を 身をもって知っているため
言葉を慎重に選んだ結果。


「善逸くん、修行辛いよね。凄い分かる。
でも私、善逸くんと一緒に鬼殺隊入りたいな」

善逸「Aちゃんが……俺と……本当に？！」

「うん！一人より二人の方がモチベあがるし！
だから一緒に」

善逸「それってプロポーズ！？プロポーズだよね！？」


言葉を選びすぎたが故に変に誤解をさせてしまった。
ごめん善逸くん。私が甘かったよ。

プロポーズされたと喜びまくる善逸くんは慈悟郎さんに
引きずられながら何処かへと行ってしまった。

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