うわさのけんたくん ページ7
神谷健太くん
それが私の最大のトラウマで、
男の人が苦手になった原因の人。
神谷くんは小学生の頃からずっと仲良くて
名前で呼び合う関係だった
しかし、
とある日
いきなり私を集団でいじめ始めた。
初めは上履きや荷物のなにかが無くなったりするだけだったけど、
気がついたら女子のいない空間に呼び出され男子たちの集団にかこまれて
女のくせにでしゃばんな!ぶりっ子のくせに!
言われるようになった
そこの集団の一番後ろには必ず
神谷健太くんがこちらをじっと見つめ立っていた
神谷くんがグループのリーダーでやらせているのは分かっていたから、
1番仲良しの男子だと思っていたから
とても辛くて悲しくて
沢山泣いて沢山傷ついた
神谷くんが中学にあがり転校していなくなって平和な毎日が戻ってきて
心の底から幸せだった
そんな神谷くんが隣の高校に戻ってきた
あの頃からもう5年ほど経っているとはいえ、
さすがに いじめられた側は
あのころの苦痛を忘れるわけがない
ああ、
もう恋愛するなんて夢のまた夢
神谷くんから逃げ惑う毎日が始まるのかもしれない
そー思うと不安がおしよせてきた
________
『………』
夏恋「ねえAちゃん??おーい!!
…ねえ楓ちゃんもーダメだこりゃだよ」
楓「……やっぱゆうべきじゃなかった??」
晴美「いやぁ、、でも遅かれ早かれAも知ることになってたよ、」
夏恋「私たちが守ってあげればいいだけ!!
でしょ??違う?」
楓「そうだね…」
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作者名:めごちん | 作成日時:2020年1月12日 2時