楓ちゃんの心配性 ページ6
楓side
『……』
教室に入ってもずーーーっとこの調子で
ひたすら窓から外を見つめるA
あのダイブ事件から約3時間はたった
楓「おーいAちゃーーん」
『…んー?』
呼んでも曖昧な返事のみ
Aはほんとにモテる。
もててモテてモテまくる。
でも鈍感ガールだから気づかない。
全てが心配で、悪い人に捕まったりしそうだから私が助けてる。
って訳です。
だからさっきはあの男とAを引き剥がしたわけだし。
うん悪いことしてない。全部Aのためだから
晴美「ねえさっきのってさぁ、
去年1組だった噂のイツメンくんでしょ?」
『噂のいつめんくん??』
夏恋「なにそれー、聞いたことない」
晴美の話には耳を傾けるA
楓「…あれだよ、
私たちみたいに4人ともずっと一緒にいる幼なじみ4人組
いっつもニコニコ笑ってる岩谷翔吾
女子と仲良しの吉野北人
クールで媚びない川村壱馬
あと、1番なぞな青山陸!!
青山陸がAがダイブした男ね」
『青山陸……、謎な男…?』
晴美「そう!
いつもニコニコしてて人気者なくせに
女子が近ずいてきても誰に対しても同じ対応で
噂とか聞かないしさぁ、
なんかみんなに同じいい顔してて不気味!!って1部の女子には言われてるよねっ」
楓「でも、かっこいいよねぇって言ってる人も多いよね〜〜」
『………でもあの人、美波くんに似てた、』
楓「……ちょっと、、好きになった言わないよね?」
『……分からない、、わかんないけど、』
楓「A……こんなとこでゆう話じゃないと思うけど、
神谷くん
戻ってきたって
東京に。」
『…、え?』
夏恋「…マジで言ってる?」
晴美「…」
楓「ねえA、、ごめん黙ってるつもりじゃなかったんだけどね無駄に脅かすだけになると思ってたから言わなかったんだけどさ、
だから緊張感持って生活して。」
一瞬で曇るAの表情
罪悪感は募るばかり
27人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:めごちん | 作成日時:2020年1月12日 2時