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第2話 ページ2

『このストラップも織田作さんがくれたんです。ペアルック、ていうやつですかね?』



「…そうだね」



何故だろう。最近太宰さんの様子が可笑しい。私が話しているといつも優しそうに笑ってくれるのに、今の太宰さんは何処か悲しそうだ。



『そうだ!太宰さん。』



「何だい?」



『今日、仕事が終わったら一緒に出かけませんか?』



「私と?」



『はい!』



私が元気の無い時織田作さんは何時も何処かへ連れて行ってくれた。そして言ってくれたのだ。「Aは何があっても大丈夫だ」と。



私なんかじゃ太宰さんを元気づける事は出来ないかもしれない。そもそも私の所為かもしれないのに。



それでも太宰さんには元気でいてほしい。



なんて事を考えていると敦君が来た。



「Aさん。ここ分からないので教えて下さい」



『良いよ敦君。何処が分からないの?…ここはこうして。そうそう』



「ありがとうございます!」



中島敦君。私の後輩だ。敦君は優しくて一生懸命で何時も私に元気をくれる。



できれば私もそんな人になりたい。敦君みたいに優しくて、織田作さんみたいに真っ直ぐな人に。

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果汁ジノ%(プロフ) - ゆかりちゃん、やっぱり凄いなぁ……順位40位おめでとう( ´ー`) (2018年6月23日 14時) (レス) id: a6a058aaa7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆかり | 作成日時:2018年6月16日 23時

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