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彩side

私が部屋に戻ると祐飛と、

私の知らない女子1名と男子1名がいた

祐飛と楽しそうに話している

でも、私に気づくと姿勢を正した

「彩様、初めまして

私は新条 紗姫といいます。

これからよろしくお願い致します」

「初めまして

俺は、桜宮 蓮です。

ご指名いただき光栄です」

私は祐飛を睨みつけた

「2人に敬語じゃなくていいって言ったのかよ」

祐飛は負けじと睨み返してくる

「ちゃんと言ったさ。

だけど2人、言うこと聞かないんだよ」

「すみません。彩様。

祐飛は何も悪くないんです」

私は腰に手をあてた

「紗姫、蓮、私の事彩って呼んていいから。

後タメ口な」

「でも・・・」

「いいな?!」

「はい・・・

じゃなくて分かった」

「蓮もいいな?」

「おう!

俺、正直言うとタメで話そうと思ってたんだけど

彩が現れたらなんか、敬語になっちゃって」

「誰でも最初はそうだよな〜」

祐飛がうんうんと頷く

何でだよ

「じゃあさ、自分の特殊能力について彩に

話そうよ」

紗姫が私の機嫌が悪いと分かってか

話しをそらした

特殊能力か

「じゃ、まず俺からな」

祐飛か

祐飛はどんな能力持ちなのかな?

「俺はすっげぇー耳がいいんだ」

耳が?

「聞いた音は絶対忘れないんだ。

それに、半径5kmぐらいの音は聞きとれる」

・・・それ、すごくね?

だが、蓮と紗姫はこの秘密を知っていたらしく

驚いていなかった

「次、俺な。

俺は目がめっちゃいいんだ」

次は、目?

「目で見たものは忘れないし、

半径1km以内なら肉眼で見える。

あと、目を凝らせば繊維とかノミとかも見えるんだ」

こっちもすげーじゃん

じゃあ紗姫も?

私は紗姫の方に視線を動かした

紗姫は私の視線に気づいて慌てて手を振った

「わ、私は特に能力とかはないんだよね」

すると、祐飛が声をあげた

「いや、あるぞ。

紗姫の能力」

「え、何?」

それ、紗姫が聞く事?

「紗姫、頼んだら何でも作ってくれるんだ」

は?

私が困惑していると蓮が言った

「前さ、紗姫にロケット作ってって言ったら

1日で作ってくれたんだぜ」

ちょっとまて、作ってくれたって

「紗姫にロケット作らせたのかよ!?」

「そう」

私は蓮をバコッと殴った

「痛ってぇ〜!!」

「とにかく紗姫に頼めばなんでも作ってくれるんだ」

地味に紗姫が一番凄いかも

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作者名:天奏 | 作成日時:2018年12月19日 15時

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