Ｍ ｅ ｒ ｒ ｙ Ｘ ’ ｍ ａ ｓ ！ ： 番 外 編 ２ ページ26
〆
m e m b e r s i d e
特番も終わりワクワク、ドキドキしながら皆が家の中へと入っていく。
亜嵐｢ただいまー…？｣
一向にこの家の主である彼女から返事はない。メンバーに不安がつのる。
いったい何故返事をしないのか、リビングに入った瞬間その不安は安心と笑顔に変わった。
彼らにとって一番の癒しと笑顔の源である彼女が、無防備に椅子に座ってテーブルにうつ伏せながらちいさな寝息をかいて寝ていた。
そしてそのテーブルの上にはたくさんの料理が並んでいる。
余程疲れて眠かったんだろう、いつもは敏感に反応してくる彼女も今は髪の毛を優しく撫でても微動だにしない。
裕太｢めっちゃ可愛ええやん…｣
隼｢ほんと可愛すぎ…｣
彼らは、しばらくその彼女の姿に釘付けになっていた………
Y o u s i d e
『ん…』
ゆっくりと目を開け、自分が寝てしまっていたことに気づいた…
あーやっちゃった…
目を擦ってあたりを見渡すと、その風景にビックリした。
涼太｢おーはよ、起きた？｣
『…涼太さん』
玲於｢なんでそんなビックリしてんの笑｣
テーブルにはまだ私が何も用意していなかったはずのご飯がずらりと並んでいた。
メンディー「亜嵐くんとか龍友がやってくれてるんだよ」
裕太「俺ら何もできへんから運ぶだけ笑」
…凄い、テーブルに置かれている料理は私が思い描いていたものそっくりになっていた。
燐「私も手伝ってるんだよー」
『燐…！もう来てたの？』
燐「まぁーね、来た瞬間この人達にしーって言われてビックリしたけど」
…そうだったんだ。
あぁ、昨日から皆に感謝してばっかりだ。
龍友「ほい、これで完成やろー」
龍友さんが最後にサーモンのサラダを持ってきて全てが揃った。
『皆、ほんっとに有難う』
亜嵐「いいんだって、ほらシャンパンジュースで乾杯しよ？」
玲於「俺らは本物の酒だけどな」
『うん！じゃあ皆グラス手に持って』
「「「「「「「「『乾杯！』」」」」」」」」
こうして、やっと私達のクリスマスパーティーは始まった。
( あ ー も う 皆 お 肉 ば っ か り 食 べ て な い で サ ラ ダ ち ゃ ん と 食 べ て ！ )
( え ー で も お 肉 食 べ た い … )
〆
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レスポンド - 亜嵐落ちがいいです！お話とっても面白いです！めちゃめちゃ楽しみにしてます！！ (2018年2月5日 15時) (
レス) id: 83857b1ad5 (このIDを非表示/違反報告)
リリ - 玲於さん落ちがいいです！更新待ってます！ (2018年1月18日 22時) (レス) id: f819cebecd (このIDを非表示/違反報告)
摩花論 - 隼か玲於オチがいいです！更新頑張ってください！楽しみにしてます (2018年1月1日 11時) (レス) id: 70a20cf419 (このIDを非表示/違反報告)
ミサ - 玲於さんが良いです！ﾄﾞｴｽな感じで凄いすきです！ (2017年12月26日 22時) (レス) id: 00f0a0dfd3 (このIDを非表示/違反報告)
うらら(プロフ) - 玲於くんオチがいいです！！ (2017年12月26日 18時) (レス) id: a1bb3f871c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒 | 作成日時：2017年12月3日 1時
