風と夢と。 ページ4
「ディーヌ」
不意に声がした。
目的地には、もう着いていた
「もう着いたんだね…。本当に一瞬で着いちゃうんだね…」
あはは…と苦笑する
「でも、早くつく方が良いかと思って…。アジトに戻っても、ディーヌはまだ仕事あるでしょ?」
「うん、まあね。でも、良いの。前みたいに、周りの景色を見ながら歩きたいの」
「次は、一緒に歩こうね」
リンが笑いかける
「うん!」
アタシも、笑い返した
「綺麗だねぇ……」
うらやましいくらい、綺麗な星____
「ディーヌも綺麗だよ?」
リンがにこりと笑う
正直、リンは無意識なタラシだと思う。
「あはは、お世辞ありがとね」
「もぉ〜お世辞じゃないってば〜!」
頬を膨らませるリン。
可愛いなコイツ
本当に××××なのかな
なんて、思ってしまった。
でも、リンは××××で、アタシも××××になってしまったんだよね。
リンの力で。
「ねぇねぇディーヌ」
「どうしたの、リン」
「名前はもう決めた?」
「うん。一応…」
「へぇ!どういう名前?!気になるなぁ〜」
「ふふ、いいよ、教えてあげる」
「アタシが決めた名前は__________
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作者名:うるみね ろん*小鬼A | 作者ホームページ:http
作成日時:2015年6月20日 20時