土方先生と古典のお勉強 ページ15
モブ「気を付け、礼」
＼ありがとうございました／
やっと、古典の授業終わった……
成績のためにもサボらないし、寝ないけど古典は本当にきいててもわからない。
だからただ座っているこの時間は本当に辛いのだ。
私は顔を机に突っ伏す。
あぁ、何で古典なんてあるんだろう。
将来絶対に使わないだろ。
土方「おい、雪村！」
『は、はいっ！！』
土方先生に呼ばれ慌てて立ち上がる。
すると土方先生は私のもとへ来る。
土方「お前、授業ついていけてるか？」
『え、あの、いや、全然！！！』
私は戸惑ったがはっきり言った。
土方「でもそれじゃ困るだろ」
『いやぁ、他の教科で点とればなんとか…』
そう苦笑いをしながら言うと土方先生は大きくため息をつく。
土方「お前が他の教科で点をとれるのは他の先生からきいてる。けどな、古典３点はさすがにきつい」
そう、私は古典の勉強すらしたくない。
この間の小テストは３点だった。
だって授業はわからない、勉強もしない。
それで点数がとれるわけがない。
中間テストはもっとひどいだろう。
『わかってますよぉ〜でもどうしたらいいんですか？』
土方「今日、部活はないだろ？」
『はい、そうですねー』
土方「放課後なにか用事あるか？」
『いや、特には』
ちょっと待って。嫌な予感がする。
土方「じゃあ放課後特別居残り授業だ」
『えええええ！？』
＿＿＿
＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
そして放課後、私は３年１組の教室にいる。
本当は総司と平助も一緒に受けるはずだった授業……
逃げられた…………
土方「まずお前何がわかんねぇんだ？」
『全部』
土方「は？」
『全部です！基本中の基本からわからないんです！！！』
私がそういうと土方先生はまた大きなため息をついた。
土方「これは根気強く教えるしかなさそうだな……」
それから三時間つきっきりで古典の特別授業。
土方「ここは、そうだ。お前のみ込みははやいじゃねーか」
『そうですか？あの、ここは？』
土方「あぁ、そこはだな………」
土方先生のおかげで次の小テストでは半分はとれました…
土方「本当に基本中の基本からわかってなくて大変だった…………」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 64人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みひろ(プロフ) - 斎藤*梓さん» コメントありがとうございます！看病でかいてみようと思います！ (2019年4月14日 21時) (
レス) id: c934283b45 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤*梓(プロフ) - これからも更新頑張って下さい！ (2019年4月14日 13時) (レス) id: 72bfd90a41 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤*梓(プロフ) - 面白くみさせていただいています。一くんの話、看病とかどうでしょうか？一くん真面目でしっかりものなので一くんが風邪ひいたりしたら可愛いと思うんです。後、個人的に一くんが誰かを頼ってるとこをみてみたいです！ (2019年4月14日 13時) (レス) id: 72bfd90a41 (このIDを非表示/違反報告)
みひろ(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます(*^^*)ちーさまはかいてて楽しいです♪一くんは真面目なのでw (2018年12月28日 14時) (レス) id: cb3bc4bd21 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^風間君の、いきなり爆弾発言、思わず、笑っちゃいました^_^一君、真面目ですね^_^長い話、眠くならないのかなと疑問に思いました！続きが、すごく気になります^_^これからも、ファイトです^_^ (2018年12月25日 14時) (レス) id: 7cd0412924 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：秋桜 x他1人 | 作成日時：2018年11月10日 17時
