※発育にはよくないシーンを含みます※ ページ24
あーやらかした。そう思ったのは鍵を閉められてからで。元々、さっきまで撮ってたところと、別のスタジオでも撮影すると聞いていたから何の疑問も持たずに着いてきてしまった。スマホの一つくらい手にしてもよかったのに。
押し倒されてネクタイで後ろに縛られた両手。
「こんな漫画みたいなことあるんですね」
こんな何もない部屋に閉じ込めて、いったいどういうつもりですか？と発した声を聞いて、震えていることに気がついた。
「強がっちゃって…。好きなんだよ、きみのことが」
「…好き？」
悪寒がした。先週末だったか、帰宅した鞄に明らかに男の人の字で「好きだよ」と書いてあった手紙が入っていて、マンションの下で見つけてすぐに捨ててしまったから誰かに伝えるのも忘れていた。
思わず動けなくなった体を、俯瞰して何故か落ち着いて見れていることにも恐怖を覚えた。
その男は口を開いてにやっと笑った。
「最初は見てるだけでよかったんだ…
なのに…どんどん好きになって、Aくんが欲しくて欲しくて堪らなくなった。どうしたらAくんが僕のところに来てくれるか沢山考えたよ？
Aくんの傍にはずっと、邪魔なアイツらがいるから……でも、作戦は成功だっ……！！
これで、やっと2人っきりになれたね…Aくん」
その男は上から下まで舐め回すようにじろじろと見てくる。体は動かなくとも出た声は思ったよりも低くて落ち着いていた。
「何をするつもりか知りませんが、仕事は失うと思いますよ」
「強がっちゃって…そんな所も可愛いねAくん。こんな場所、誰も通らないし、気付かないさ。もう諦めなよ」
「…ぅ、離せ…っ」
「綺麗な肌だ、ずっと触ってみたかった。そうだね、Aくん、キスしてみよっか」
頬を撫で回すその男はグッと近づいて、耳元に顔を近づけて、女の子とは経験豊富かもしれないけど、男とするのは初めてかな？と囁いて
御厨「……っぐ、ゃめ、…んぅ…んんっ」
「は……んっ……はは、涙目で可愛いねAくん」
「んん、っ…」
最初は触れるだけのキスで、ただ次第に深くなっていくディープキスに、力が抜け、頭も真っ白になっていく。
服を乱されて、スルスルと肌を撫でる手に身体がビクビクと反応してしまうことが気持ち悪い。恐怖もあいまって服の上からでもわかるほどに張りつめているソレにスルスルと触れる。
※発育にはよくないシーンを含みます※→←嫌な予感はよく当たる
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ニチアサ大好き(プロフ) - このシリーズを応援しています。更新が楽しみです (2021年8月10日 15時) (
レス) id: f2da55ccdf (このIDを非表示/違反報告)
kn(プロフ) - 楽しく読ませて頂いています（＾_＾）これからも応援しています！ (2021年6月23日 1時) (レス) id: 1cf9fa6049 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒロイン症候群 | 作成日時：2021年4月18日 18時
