始まりの序章 ページ13
20時には始まるコンサートに向けて、リハーサルをちょうど終えたところ。特に今月頭から大忙しのAは朝イチで仕事を終えてから来たようで力尽きた様子で座り込んでいる。
�睫據�A、口が空いてる」
御厨「……マジでクッソ疲れた…」
中島「コラ、言い方よ」
伊野尾「いやだってアレ見てよ(笑)」
山田「やば(笑)」
俺たちの倍も忙しく働いてるはずのマネージャーが疲れすぎて椅子に座り込んで寝ている。Aについて回っている志津さんは特に目まぐるしい忙しさに大慌てなんだろう。文字通り爆睡、で。
俺が言うべきでもないけれど、人並みに体力があるわけではないAのスケジュールが映画にドラマにバラエティにと、ギッチギチに詰め込まれているのを見て、お疲れさま、という気持ちになった。
薮「ケータリング入ってたよ何か食う人〜？」
�睫據峅燭�食べといた方がいいんじゃない」
御厨「ゃ〜〜食べたら絶対吐く無理」
朝から何も食べてないでしょ？という�睫據△世�らこそ何か食ったら全部出てきそうというA。確かに、一理なくもない。
静まり返ったレッスン室に知念が口を開いた。
知念「ねぇA、ウェブ、あれでよかったの？」
誰もが言うべきか迷っていたんだと思う。かくいう俺もそう。『一生後悔させてやる』なんてこれまでなら絶対に言わないAだからこそ、刺さるものがあったはず。それこそネットニュースになっていたし、A宛じゃない俺にだって色んな先輩後輩から連絡が来た。
「ん〜〜、よくないかも。
……………………だからさ、頑張ろうよ」
有岡「そうだね。これからだもんな」
伊野尾「え〜、俺もう動けない無理ぃ〜」
八乙女「何いってんのやるよほら」
やれやれ、という顔をしたAが立ち上がったから仕方ない。いっちょやってやりますか。
Fab!-LiveSpeaks.-→←一人で泣かないで頼って
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ニチアサ大好き(プロフ) - このシリーズを応援しています。更新が楽しみです (2021年8月10日 15時) (
レス) id: f2da55ccdf (このIDを非表示/違反報告)
kn(プロフ) - 楽しく読ませて頂いています（＾_＾）これからも応援しています！ (2021年6月23日 1時) (レス) id: 1cf9fa6049 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒロイン症候群 | 作成日時：2021年4月18日 18時
