妖61 ページ24
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``第一に、アンタ達はどうしたいのよ´´
``それが判らない限り私とてアドバイスはあげれないわ´´
``先ずアンタ達は“何をどうしたいか”、それをハッキリさせる事ね´´
それだけ言って
教室から出て行ったビッチ先生
授業放棄 とかではなくて、恐らく
僕達が考えれる時間を設けてくれたんだろう
何を、どうしたいか＿＿＿……
───答えはもう、決まっている
***
維波side
『ぇっ……別々に、ですか…?』
就寝時
いつもの様に白黒のメイド服に手を通して、楽しかった思いと一緒に赤羽様の元へ赴けば突如その様な事を言われ先の言葉を繰り返す
浅く顎を引く赤羽様は、どうしたんだろう
「Aも年頃の女何だしさ、今更だけど別々に寝た方が良いと思うんだよね」
『私は──』
「今日はもう遅いし俺はソファで良いけどAが俺んベッド気になるなら今度敷布団出すとして…」
『あのっ…』
「後は…あ、そうだ。接触する距離とかも決めよっか」
『赤羽様』
「Aは人に気ィ遣うの上手いからね。ごめんね、今迄ヤだったでしょ」
一方的に口早に喋る赤羽様は……、
いつもと何処か違う様に見えて
「どの位の距離が良い?」と問われる頃には
もう、躊躇わずに抱き着いていた
『っぁ…………こ、このくらいが……良い…、です……』
くりくり 恥ずかしくなって
赤羽様の胸板に額を押し当てる
いつもは返って来る腕が返って来なくて
それを寂しい、と感じるのはきっと…、我儘
「……A」
『っ…はい』
いきなり呼ばれた名前と
いつもと違う低い声に
ビクッと肩が揺れ
──次の瞬間 肩を押され、離された
「駄目だよ、男に気易くこういう事しちゃ」
何だろう
赤羽様の御言葉に何だかとても
胸の奥で何かが沸々と茹立った感じがして
お腹にきゅっと刺激が加わって
『……赤羽様にしか…しません…よ…?……こういう事は…』
再度 赤羽様に抱き着いて
きゅっと赤羽様のお洋服を握る
さっきよりも強く、強く
もう、離されまいと
意志を伝えるかの様に
強く、強く、腕に力を入れて
『…ん、』
「──」
不意に赤羽様が、小さく息を零した
顔色を窺う様顔を上げれば
赤羽様が困った様に眉根を寄せて笑っていて
「……そんなに俺と一緒が良いんだ?」
『いっ、一緒が良いです…』
「……何をされても?」
『えと……見捨てたり痛い事とか…そういう事以外なら…な、何されても良い…です』
「仕方ないなぁ…」
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サヤ - リトルメンさん» マジですかありがとう御座います！維波ちゃんの方は私も力を入れて考えて更新してるのでそう言って頂けて嬉しい限りです(*^^*)ありがとう御座います！ (2020年3月13日 12時) (
レス) id: fb5777db69 (このIDを非表示/違反報告)
アヤ - リトルメンさん» おおっ！ド直球な告白！！これは照れるしかねぇなっ！！スッゲェ嬉しいわアザっすっ！！ (2020年3月13日 12時) (レス) id: fb5777db69 (このIDを非表示/違反報告)
リトルメン - これすっごく好きです！！！ (2020年3月13日 11時) (レス) id: f24aeb68b1 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 鶴さん» 一回一回ご報告下さる良心だけでも充分有難いですし、許す許さない何てありませんよ 笑 (2019年7月16日 22時) (レス) id: fb5777db69 (このIDを非表示/違反報告)
鶴 - あ、よかったです！昔めっちゃ怒られたことあったので、許して頂いてありがとうございます。 (2019年7月16日 18時) (レス) id: 0753bc1767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヤ&アヤ x他1人 | 作成日時：2018年3月6日 20時
