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マスク_4 ページ5

ある日の午前中。
その日の授業は飛行術で、俺はマスクの上にバンダナをまくという格好で授業に出ていた。之でもう鳥類も猫も何もかも怖くない、俺は生きてける。


「〜で、〜〜が、〜〜〜〜…」


先生の話を聞きながら、ほくほくと満面に笑みを浮かべ_ただしマスクとバンダナによって隠れている_手元にある箒を弄っていた。飛行は一見多くの魔力を使うかに思われるが実際はそうじゃない。だからブロットも余り溜まらないので俺も出来るのだ。まぁ、長時間は流石に不味いらしいが。


さて、頑張ろう。
此の後は恒例のサバナクロー共による鬼ごっこが多分待ってるんだ。俺の身の安全の為にも早く終わらせて逃げなければ。いやでもちょっと待て。此処であのポムポム寮の寮長に見られても俺は実質的な死を迎えるのでは?此の前なんか廊下のすれ違いざまにマスクをもぎ取られそうになったし。何あの人めっちゃ怖い。しかもあのポムポム寮って一番凄い毒作れた人が寮長になるとか…食べ物混ぜられないよな?そうなったらカリム便りだ。彼奴の鼻は万能だし。

_______________

___________

______


「という訳でカリム、一緒に飯を食おう。」


「あはは、びっくりするくらい話が見えないな!」


「取り敢えず毒盛られるかもしれないから確認だけしてくれ」


「…また何か起こしたのか?」


「おいちょっと待て、何で俺がさも原因の様にお前は言うんだジャミル」


「事実だろ。理由が理由だけに弁解の余地はあるかもしれないが…基本お前中心に事件は起こってるしな」


なんてやつだとAは憤怒した。かの暴虐の王、ジャミルだけは必ず倒さなければならないと_


「巫山戯た事ぬかすな」


「あっれぇ、口にでてた?」


「普通に出てたな!それよりもジャミル!飯!」


「あぁ、ちょっと待てカリム。直ぐ出来る。」




あの後一応確認してもらったが毒は無かったらしい。
取り敢えず安心した、後まじでジャミルのお母さん力半端なかった。

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シオン(プロフ) - とても素敵な作品に出会ってしまった...あと、最初のお話で[ハウスダスト]が[マウスダスト]になっていますよ(コソッ)更新頑張ってください! (2020年7月12日 23時) (レス) id: e51e55df58 (このIDを非表示/違反報告)
城田(プロフ) - Charlesさん» いえいえ!!更新楽しみにしてます! (2020年6月14日 13時) (レス) id: e7636d31bd (このIDを非表示/違反報告)
Charles(プロフ) - ましかくもちさん» わぁい、ありがとうございます〜 (2020年6月13日 21時) (レス) id: 148a61864e (このIDを非表示/違反報告)
Charles(プロフ) - 城田さん» 態々ありがとうございます!直させて頂きました! (2020年6月13日 21時) (レス) id: 148a61864e (このIDを非表示/違反報告)
ましかくもち - これはいい作品を見つけた、、!!期待しています、更新頑張ってください (2020年6月13日 16時) (レス) id: 2ee85ee09c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:風紀いいんちょー | 作成日時:2020年6月13日 12時

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