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読み ページ36

〜中也side〜



俺はマントを脱ぎ捨てて、太宰に襲いかかる。

太宰は俺の動きをことごとく避けるが、攻撃しようとはしない。



…とその時。


俺の腕を太宰が掴んだ。



まずい……!!





太宰が俺の腹にパンチを入れる。

俺は避けることも出来なかった。




…が。


この程度で俺が倒せるとでも思っているのか、太宰?






「何だそのパンチ」


「…っ!」



俺は太宰を蹴り飛ばす。

太宰が壁に激突する。




「はっ、あんなパンチ、マッサージにもなりゃしねえ」





俺は吹っ飛んでいった太宰に近づく。



「手前の格闘術はマフィアでも中堅以下だ。異能無効化は厄介だが、この状況なら異能を使うまでもねえ。立てよ、パーティは始まったばかりだぜ」


「……さすがはマフィアきっての体術使い」


「…!」


「ガードした腕がもげるかと思ったよ」




…寸前で腕をあげ、ガードしたのか。

攻撃を読まれているな。




「君とは長い付き合いだ。手筋も間合いも動きの癖も完全に把握してる。でなきゃ相棒は務まらない、だろ?」





…ったくいちいちイラつく奴だ。



だがな、太宰……

俺は動きを読まれた程度でお前に負けるほど、ヤワじゃねえっつーの!!!!



俺は先ほどよりもスピードをもっと上げて、太宰に殴りかかる。





「だったらこの攻撃も読まれてるんだろうなあ!」



太宰の頭をぶん殴る。

太宰の足元がぐらついた隙に…



「パンチってのはなあ!こうやって打つんだよ!」




奴の腹めがけ、思い切り拳を突き出す。


そして首を掴んで、壁に叩きつける。




「動きが読める程度で勝てる相手と思ったか?」


「…ぐっ…」


「終いだ」





俺は太宰の喉元にナイフを突きつける。



「最後に教えろ、ワザと捕まったのは何故だ。ここで何を待っていた」


「……」


「だんまりか。いいさ、拷問の楽しみが増えるだけだ」


「……一番は、敦君についてだ」

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ユイ(プロフ) - konohaさん» konohaさん、もう見てくださったのですね!ありがとうございます!紅葉姐さんの口調、難しいです(ー ー;)これからも頑張りますので、よろしくお願いします! (2016年3月9日 14時) (レス) id: c73290e85b (このIDを非表示/違反報告)
konoha(プロフ) - ユイさん» 参加して下さりありがとうございます!早速見に来ました〜!まだ途中までしか見ていませんが、紅葉さんの口調がとてもいいですね!これからも更新頑張って下さい!続き楽しみにしています! (2016年3月9日 13時) (レス) id: d306aa4c78 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(プロフ) - 吹雪始音@色松さん» 鈴ちゃん、読んでくれたんだ!ありがとうございます!そんなに褒めてもらえるなんて…!!紅葉姐さんの口調、難しいです、今研究中(⌒-⌒; )これからも頑張って更新しますね、始音ちゃんも頑張ってね( ´ ▽ ` )ノ (2016年2月24日 2時) (レス) id: c73290e85b (このIDを非表示/違反報告)
吹雪始音@色松(プロフ) - ユイさん、どうも! 読ませて頂きました、鈴こと始音です(`・ω・) 夢主ちゃんのキャラ可愛いですね!そして紅葉姐さんの口調とか上手くて羨ましい限りです(笑) これからも頑張って下さいねっ♪ (2016年2月22日 22時) (携帯から) (レス) id: 6e22eac2fd (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(プロフ) - 山ノ内さん» わあ!わざわざコメントまでありがとうございます!!頑張って更新します!山ノ内さんの作品も続き楽しみにしています! (2016年2月10日 23時) (レス) id: c73290e85b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユイ | 作成日時:2016年2月2日 0時

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