太宰くん、魔法に失敗する魔法使いに軟派する2 ページ42
[太宰視点]
「おはよー。国木〜田く〜ん、ちょっと入水してくるね〜」
ふぁ〜あ、と欠伸をし乍ら昨日見つけたとても自 殺しがいのある川に行こうとする。
「出社した直後に入水しに行くなこの唐変木！…そんなことより太宰、お前中本を知らないか？」
「中本君？来ていないのかい？珍しいね。」
「ああ、あいつは真面目な奴だから必ずと云って良いほど遅刻はしないんだが…。」
ふむ、またマフィアにでも行っているのかな？
否、それなら私に連絡をすると彼は云っていたし…
そんな事を考えていると、私の後ろで本当に静かにドアが開いた。
中本君が来たのかな？と振り返るとそこには、
まるで夜空のように黒く、綺麗な長い髪に、きらきらとした宝石にも劣らないような金色の目の女神と云っても誰もが納得するような美人が立っていた。
「ああ、絶世の美女と詠われたかぐや姫にも見劣りしない、否、それ以上にお美しいお嬢さん、どうか私と心 中してくれないだろうか？」
いつものように即座に手を取り、笑顔でそう云う。
後ろで国木田君の怒鳴り声が聞こえるけど、こんな美人滅多に居ないし、知らな〜い。
すると、お嬢さんはため息をつき、じと、とした目で私を見る。
「……えっと、」
「太宰くん。僕を心 中に誘って楽しい？それとも貴方は野郎と心 中したいの？」
沈黙が辛くなり、何かしたのか聞こうとしたが先に口を開かれ、そんなことを云われる。
……ん？
この、喋り方は…
「……もしかして、中本君なのかい？」
「………そうだよ。ごめんなさい、魔法に失敗しちゃった。今日一日、僕は女の子ってことになるからよろしくね。」
「「「ええええええ！？！？」」」
後ろでなんだどうしたと聞いていた探偵社員ほぼ全員の叫び声が揃った。
「うるさいなぁ。近所迷惑ですよ〜。」
「……いや、君のせいだからね？」
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ロト - 私も運動部に入れって親に言われてたんですけど、結局今は吹奏楽部に入ってるんですよね… まあ、今考えると運動部に入ってたら私3日で死んじゃってると思いますww (2019年4月13日 11時) (
レス) id: d74fa5c180 (このIDを非表示/違反報告)
佐々木鳴(プロフ) - ロトさん» いや、そんなでもないよ？←逆に運動苦手。親に運動部入れって言われたからはいっとうな。もし文化部で良かったら美術部にしとうよwww (2019年4月12日 23時) (レス) id: 448f35a553 (このIDを非表示/違反報告)
ロト - 佐々木鳴さん» 運動系が好きなんですか？凄いです！私は運動は全然出来ないので、出来る方ってすごく尊敬します！ (2019年4月12日 23時) (レス) id: d74fa5c180 (このIDを非表示/違反報告)
佐々木鳴(プロフ) - ロトさん» 今日から部活動(仮)が始まった〜。バレー部行ったんだけどめっちゃ楽しかった！ (2019年4月12日 17時) (レス) id: 448f35a553 (このIDを非表示/違反報告)
ロト - 佐々木鳴さん» ありがとうございます！うまく出来てて良かったです！ (2019年4月12日 16時) (レス) id: d74fa5c180 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロト | 作成日時：2019年2月22日 19時
