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「そういう事だから、以後このようなことが無いように!」
零たちと共に医務室に入ってきた教官に彼女が今回の罰として退学したことを知らされ、軽くお咎めを受けた
『はい…』
「じゃあ俺は戻るからな」
『はい…ってそれだけですか?』
てっきりもっと怒られるかと思ってたのに
「俺が怒らなくてもお前にはもっと適役がいるからな」
ニヤリと悪戯に教官は笑い、医務室を出ていった
バタンッ
その音を最後に医務室は静寂に支配された
気まづい………
というか、みんなの方を向けない
横からすごい黒いオーラが出てる気がする…
「A」
『ひゃい!』
か、噛んだ
零に急に名前を呼ばれ反射的にそちらを向いた
目の前には明らかに怒っている五人の姿
あ、これもうオワタ
「何で僕らに何も言わなかった?」
私は意を決して口を開く
『えと、この程度の問題だったら一人で十分だと思って』
「階段から突き落とされてこんな怪我までしたのに、この程度の問題か?」
『あ、いや、階段からおちたのはわざとで…』
「「「「「はぁぁ?」」」」」
ひぇっ!そんな皆でハモらなくても
五人の顔はより一層険しくなった
『いや、その突き落とされたのは本当なんだけど、ボイスレコーダーでの証言だけよりも、こうして実際に怪我した方が証拠として強いかな、と』
言い終わったあと暫く沈黙が続いた
「それで?」
『え?』
最初に口を開いたのはまたしても零だった
「確かに、今回の犯人にはそのおかげで罰を与えることは出来た
でも!あのボイスレコーダーだけでも罰を降すことは出来たし、下手をしたらこの程度の怪我じゃ済まなかったかもしれないんだぞ!」
『なっ、私はそんなミスはしない!
それに、五人には何も迷惑はかけてないでしょ!』
言われてばかりなのは流石に嫌だったので私も言い返した
すると今まで黙っていた陣平が声を上げた
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コメント返し
syukuru0429様
コメントありがとうございます!
更新頑張ります!
理那様
コメントありがとうございます!
ご指摘して頂きありがとうございます。
これからも、頑張ります!
最後にこれからも、よろしくお願いいたします!
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夜空 -Night Sky-(プロフ) - 初コメ失礼します!すごく面白いです!...フラグだ...それはきっとヨコハマの夜を守る組織のボスの異能なんだろうなぁああ (2020年9月24日 23時) (レス) id: 2b2a41cc61 (このIDを非表示/違反報告)
Aya(プロフ) - 何回も見直してます!更新頑張ってください! (2020年9月22日 23時) (レス) id: 94ca772b7b (このIDを非表示/違反報告)
umisorako - この作品大好きです!更新頑張ってください! (2020年9月3日 23時) (レス) id: 1f1dba2df0 (このIDを非表示/違反報告)
まつたけl*不定期更新(プロフ) - 無理をしない程度に更新頑張ってください!! (2020年8月13日 8時) (レス) id: 47b0b1fd5e (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - 最高すぎる!更新頑張って下さい! (2020年7月22日 6時) (レス) id: e4678e2dff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:☆あいねこ☆ | 作成日時:2020年5月13日 13時