マフィアだけど警察学校に入学します！【文スト】【名探偵コナン】

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ダァァン！！


柔道場に叩きつけられる音が響く



私の手は陣平の道着を掴んでいて

目線の先には床に横になって、驚きで目を見開いてる陣平の姿




『私の勝ち、だね』


「……マジかよ」



道着から手を離し陣平に手を差し出す

陣平が私の手を取りながらボソッと



「ゴリラだな」


『おいこら、誰かのがゴリラだって？』



女の子に向かって失礼なやつだな



仕返しに手を力いっぱい握ってやった



「いってぇ！」


握っていた手をすぐに離し


「何しやがる！」


『女子に向かって失礼なことを言う陣平が悪い』


「こんな握力の強い怪力ゴリラの何処か女だよ！」


『どこをどう見たって女でしょ！』



二人で騒いでいたら



「松田、黒羽静かにしろ！！」


教官に叱られてしまった


「二人とも今は投げ技と受け身の練習だろ
勝手に試合を始めるんじゃない！！」




そう、教官の言う通り今は投げ技と受け身の練習だった

私たちも最初はちゃんと指示通りやっていたのだが、それが気がつけば試合に発展していた


反省はしてるが後悔はしてない



それは陣平の方も同じようで、教官に適当に返事をしていた




私たちの様子を見た教官は諦めたように戻って行った



.





.



時間は経ち今は全員集合して正座して座り、教官の言葉を聞いている




まぁ、左から右に聞き流してるけどね


あくびなんてしたらまた怒られるため、頑張って噛み殺していたら教官が最後の最後に爆弾を投下した



「最後に今から呼ばれた二人は前に出て全員の見本として試合をしてもらう


降谷、黒羽、前に出ろ」







ｗｈａｔ？

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