彼は私のホームズ

壱 ページ1

葉村side

主「あ、葉村くぅん♡」

周りの人間が可哀想なものを見る目で僕を見る

彼女は有名なのである

そう、彼女はぶりっ子

神紅のアイリーン、そう呼ばれているが…

アイリーンという名が着いた理由は神紅のホームズと呼ばれている明智さんの彼女という理由らしい

それもミステリー研究会がつけたあだ名だと



だが！




アイリーンはホームズの恋人ではないし、ホームズが好きだった相手ではない！

シャーロック・ホームズでさえ知らないとはやはりミステリー研究会と名乗ってはいけないサークルだと再度思った




そんな彼女と初めてあったのは明智さんが



明「今日は俺の彼女を紹介する！」




と胸を張って言った時であった

正直に言って彼女の第一印象は最悪だった

訳分からない伸ばし棒やら、語尾に♡が着いているような喋り方



もう一度言う彼女はぶりっ子であったのだ




彼女は毎日明智さんを褒めている、凄い探偵だと

明智さんが自分のことを凄い名探偵だと認めてくれる人だから好きなのだと思っていた

彼女から告白したのだと思えばそうではなかった

明智さんが猛アタックしたらしいとの情報を得たときにはとても驚いた

それも周りが引くくらい告白したとのことで…

正直、信じられなかった

あの明智さんがあんな奴に告白を？

そう思っていたのも短い間だけだった…

1ヶ月も経たないうちに本当の彼女を見せると言われ明智さんの家に行ったのだ

弐→

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