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首筋に口づけられて、私は反対方向を向いた。
ぞわぞわした、妙な感覚。
痺れのような、擽ったいような。
吐息がかかる度に、体温が上がる。

れろ、と舌が這わされると、途端に腰まで甘い痺れが駆け抜けて、体から力が抜けてしまう。
膝ががくんと抜けて、私はずるずると座り込みそうになるが、先生がしっかり支えてくれる。

「大丈夫か?」

先生は茹でダコのように赤くなっているであろう私の顔を見下ろした。
笑みの形をした唇から、先程までは無かった犬歯……というか牙?が見えている。

「……吸血鬼、の力ですか?」
「お前がそうなってるのがか?いや、俺は何もしてない。お前が敏感なんだろう」

私は更に顔に熱が昇るのを感じた。

「……随分可愛い反応をするんだな」

A、と耳元で低く囁かれる。
私は小さく悲鳴をあげた。

「耳、のとこ、いやだ……!」

ふー、と息を吹きかけられて、腰を抜かした私の背中に腕を回し、先生は私を抱きとめてくれる。

「嫌そうには見えないが。ほら、しっかり立て」

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Niko(プロフ) - フォローさせていただきました......!こちらこそよろしくお願いします! (8月20日 18時) (レス) id: f73d5be156 (このIDを非表示/違反報告)
餅屋(プロフ) - Nikoさん» 作りました!きっかけを頂きありがとうございます!ご負担になった場合はフォロー外して頂いて構いません。よろしくお願いします! (8月20日 15時) (レス) id: 51ef15773f (このIDを非表示/違反報告)
Niko(プロフ) - 返信ありがとうございます、嬉しくて泣きそうです!もしアカウントをお作りいただけるのでしたら本当に嬉しいです......! (8月20日 13時) (レス) id: f73d5be156 (このIDを非表示/違反報告)
餅屋(プロフ) - Nikoさん» 無視して頂いて大丈夫です。もし需要があるようでしたらアカウントを開設します。いつも作品を読んで頂いて本当にありがとうございます。 (8月20日 3時) (レス) id: 51ef15773f (このIDを非表示/違反報告)
餅屋(プロフ) - Nikoさん» 良いかと思います。ただ、最新の物語が一番好きでいらっしゃるという貴方のような奇特な性癖の方(すみません)を、正直に申し上げますと逃すのは惜しいため、新しくアカウントを開設した場合に繋がらせて頂くことは可能でしょうか?ご気分を害してしまったようでしたら (8月20日 3時) (レス) id: 51ef15773f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:餅屋 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2014年3月18日 18時

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