2話 ページ3
『ユミル、サボらないでちゃんと手伝いなさい!』
ユミル「ヤバッ、本当に追い出されたらたまらないから、そろそろ行くね。
私がいないからって、さみしくて泣いたりしないでね(笑)」
レオン「誰がするかっ!」
やれやれ、相変わらずだなぁ。
彼女は、小さいころ親に捨てられたらしく、仕事を手伝う代わりに、村の人々の家に置かせてもらっている。
・・・しかし、手伝いを全くせず、追い出されることがしばしばある。
そのときは、レオンが家に泊めてやっているのだ。
このように仕事をしょっちゅうさぼってはいるのだが、村の子供たちやお年寄りにはなぜか、可愛がられている。
レオン「好かれているのか、嫌われているのか・・・」
長年つるんできたが、やはりつかみどころがない。
翌日のこと
ユミル「おーい、レオン!まだ寝てるの?早く起きろ〜」
レオン「うるせぇ!まだあ・さ・の・5・時・だ・ぞ!朝っぱらからなん」
ユミル「そんなこと言ってる場合じゃない!村長が呼んでるんだよ」
レオン「・・・ウソだろ。そんなこと、あるわけが・・・、いや、おまえがそんなまじめな顔をして
言ってるんだ。きっと本当に違いない。」
ユミル「チョットひどいんじゃないかなぁ、レオン君?」
レオン「気のせいだよ。それに、ユミルは冗談が過ぎるところもあるが、それを差し引いても十分
可愛いしさ。」
ユミル「もう!私を口説いてる場合じゃないのに。」
レオン「安心しろ。冗談だから。」
ユミル「あー、もう!早くいくよ!」
という感じで軽口をたたきつつ、俺たちはまだ薄暗い中、村長の屋敷に続く道を速足で歩いて行った。
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ゆあ - わたあめ☆さん、残念ながら、そりゃあ無理ですよw。でも、貴方も結構文才あって、羨ましいです! (2017年5月12日 18時) (レス) id: 9a045e772a (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ☆ - これ面白い(≧〜≦))ププッユミル最高!!私にその文才分けてくれ (2017年5月11日 20時) (レス) id: 8ff80f4586 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ☆ - 私も占いツクール初心者で〜〜す!語ろう! (2017年5月9日 18時) (レス) id: 8ff80f4586 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆあ | 作成日時:2017年4月25日 20時