魔王の刻印と狂気の呪い １章

１０話 ページ11

ユミルにアイスを奢る約束をしたところで、次はお待ちかねの武器選びだ。

ユ「えっと、私はもう武器は決めてるからいいとして、レオンの武器を決めないとね。
　 何がいいかな・・・何がいいとか、ある？
　 私的には、近距離で使えるのがいいと思うけど。」

レ「なんでだよ？」

ユ「自分と相手に距離があって、相手に遠くから攻撃するなんて、あんたにはムリよ。
　 あんたはパワーファイターだもの。それに、近かったら何も考えずに威力上げときゃいいし。」

レ「確かに、遠かったら魔法の持続時間も考えて、制限しなきゃいけないからな・・・。
　 ところで、ユミルは何にするんだ？」

ユ「私は、ダガーとか投げナイフかな。」

レ「へぇ、そうなのか。」

ユ「じゃ、具体的に何がいいかは決まったし、武器屋に行きますか。」

レ「あぁ、そうだな。」

ユ「言っとくけど、アイスは全部終わってから食べるんだからね。」

レ「忘れてなかったか・・・」

作者より→←９話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す