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05.ファーストフード ページ5

メニューボードを見て悩んでいる女子高校生達

その中の一人が「スマイル0円だって」と、余計な事を言う

「頼んでみてよ」

「え〜。じゃあ一緒に頼もうよ」

などと盛り上がっているが、それを聞いている店員側は盛り下がっていた


「織部さん。あの子達が織部さんのスマイルが欲しいそうですよ」

「は?私のスマイルは売り切れました」

「織部さん笑った事ないくせに」

そんな他愛ない会話をして織部は今日も楽しく仕事をしていた


この店では店員達に対してわずかであるが割引もあり、量を多くすると言う内緒のサービスもあった

織部が休憩に入り志野が接客対応した時

「織部さんソフトクリームはどうですか?」

「今甘い気分じゃないんですけど」

「私ソフトクリーム作るの得意なんですよ」

「押し売りですか?」

「はい!!」


志野の営業スマイルに負けた織部はソフトクリームを購入する

普段なら3巻半と決められていたソフトクリームであるが、志野が作ったソフトクリームは6巻半と、2倍の高さになっていた

客がいないのをいいことに志野は調子に乗っていた


「…すごいですね」

「でしょ?」

「でも、こんなの持って休憩室に入れませんよ。
それに、お腹を冷やしてしまったらどうするんですか?」

志野は「しょうがないですね」と言うとカウンターを乗り越え、織部が手に持っていたソフトクリームを半分程食べてしまった

織部は「関節キス…」と喜びながら食べかけのソフトクリームを持って休憩室に戻った


「織部さん志野さんにソフトクリーム買わされたんでしょ?」

「どうしてわかったんですか?」

「防犯カメラに映ってましたから。まあ、見なくてもわかりますけどね」

「志野さんは腕前を自慢したいのと、自分がソフトクリーム食べたくてわざとやるんですよ」


織部は自分と志野の早退を申し出ると、荷物をまとめて店に戻った

そして「志野さんのスマイル持ち帰りで」と言うと、有無をも言わせず志野を抱きかかえて店を出た

「織部さん何してるんですか!?」

「そんなにソフトクリームが食べたいなら、私がいくらでも食べさせてあげますよ」

そう言った織部は、半場強引に口移しで志野にソフトクリームを食べさせてやった

そして志野が拒もうとすると「スマイルは?」とクレームをつけた

06.賭博場→←04.天然カップル



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作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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(プロフ) - 13日の金曜日さん» あっ。正解w元は鬼灯で書いてたものを引用して名前変えだけですからw (2015年7月28日 19時) (レス) id: 50aca512b0 (このIDを非表示/違反報告)
13日の金曜日 - 白澤とか唐瓜とか出てきて鬼灯○冷徹かと思った自分を殴ってやりたくなる、今日この頃 (2015年7月28日 14時) (レス) id: e33d5cb0ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/toshi6411/  
作成日時:2015年5月9日 5時

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