魔法使いは、麦わらがお好き。

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空は青く、水面は青く、雲は白く、今日のグランドラインの天気は非常に良い。お天道様の機嫌が余程良いらしい。
　キラキラと輝く宝石を見ながら空を飛ぶ。一時期は世間の言う魔法使いのイメージに合わせ、箒で飛んでいたが、どうにも股や尻が痛くなるため辞めた。そのままで飛んだ方がマシだということを学んだ。
　空を飛ぶこちらを驚きもせずに近くに寄って来たニュース・クーに200ベリーを渡し、新聞と手配書を受け取る。水兵帽が可愛らしい、皆さんご存知のカモメだ。
　近くにあった手頃な春島に降り立ち、浜辺にあった岩に腰かけて新聞を開く。一番に目に飛び込んできたのは、特徴的な麦わら帽子。この帽子を見るのは何度目だろうか。よくもまあ、三度も主人を変える。長持ちな帽子だ。
　そんな長生きな帽子を被っている本人とお仲間は、どうやらアラバスタで騒ぎを起こしたそうな。
　面白そうだ。今度はここについて行こうか。
　賛成するように風が背中を撫でた。

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皆様いかがお過ごしでしょうか。今はワンピにハマっているのでワンピを書くことにしました。今回は如月家出てきません。
　ではどうぞ。
年越ししたら受験生なので色々遅れます。執筆状態：更新停止中