ご相談 ページ41
昨日は休みにも関わらず全然寝れなくて、気分は最悪。
朝練はいつも通り仕事はこなせたけど、倫太郎くんとは何故か話せなかった。
後から侑くんに弄られたけど、ちょっと素っ気なない態度とっちゃったな…。あとで謝らないと…
『…………。』
「え、ちょ、Aどした？生理？」
「清良ッ、」
『大丈夫だよ詩春ちゃん、今はなってないよ。』
「いや、そうやなくて…角名くんと喧嘩でもしたん？」
『ううん、喧嘩はしてないよ。寧ろいつも通り…』
「いやどう見てもいつも通りちゃうやろ。流石に元気無いと心配するわ。」
いつも毒舌な清良ちゃんが、すこし眉を下げて心配そうに私を見つめる。
『私やっぱり倫太郎くんに告白なんか出来ない、』
「え、振られたん…？」
『倫太郎くん、好きな人がいるみたいで…』
「え！？そん時告らんかったん？」
『聞かれたけど、いないって言っちゃって…』
はぁぁと大きなため息をはく清良ちゃん。いや私もはきたいよ？？
「Aちゃん、流石に嘘はいつかバレるで？」
『うん、わかってはいるんだけど……はぁ、』
朝の予鈴が鳴り、慌てて自分の席に座る。
すると前の席から、優しく声をかけられた。
「むっちゃん、」
『あ、侑くんっさっきはその、ごめん…』
「さっき？あー！全然気にしてへんし！ていうかお昼ちょい付き合うてくれへん？」
『え、？』
「角名と何かあったんやろ？可愛い顔に出とるで。」
『え、嘘…』
「否定せーへんってことは当たりやねんな？ほんまわかりやすいわぁ。」
しまった。と思ってももう遅い。
侑くんには嘘は隠せないなぁなんて、今更思ってしまった。
「さっき雨崎と佐々田にも許可もろたから。」
『え！？仕事早すぎ…』
「せやろ？」
『それにしても、何で急に…』
「そんなん恋愛相談に決まっとるやん。」
そう言って彼は軽くウインクした。
こういうところ、本当に侑くんはずるいと思う。
.
昼休み。
今は使われていない古びた1階建ての旧校舎。こんなところあったんだ…。
「前な、外周の時に見つけてん。何か秘密基地みたいやろ？」
「たしかに…！」
「ここ知っとる人ほとんどおらんから、話しやすいかな思て。」
ギィ、と古い扉を開けると2人用のソファが置かれていた。
座ると案外侑くんと距離が近くて緊張する。
「んで、本題に入るけど。」
「Aちゃん、角名のこと異性として好きなんやろ？」
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麻呂ましゅ(プロフ) - 宮侑イケメン過ぎて今度は侑の小説見たくなっちゃったー( ߹꒳߹ ) (11月15日 7時) (
レス) @page47 id: e05060289a (このIDを非表示/違反報告)
なっちち(プロフ) - 久々にキュンキュンきました(*´ω｀*) (2021年2月7日 4時) (レス) id: 5d60cec675 (このIDを非表示/違反報告)
なこ(プロフ) - 気づいたらニマニマしてました……とても良い作品ですね(*´ `) (2020年5月18日 22時) (レス) id: 5054bb840e (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ - 可愛すぎるってぇぇぇぇ!やばい！讀みながらひとりで騒いでたわ (2020年4月12日 16時) (レス) id: 767cede04a (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 更新お疲れ様です！続きがすごく楽しみです！！応援してます！！ (2020年4月7日 1時) (レス) id: f894f75d5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にろ
| 作成日時：2020年3月11日 10時
