笑わないで…… ＊闇落ちアーヤからの？＊ ページ22
＊設定＊
アーヤは絶望している。
明るいアーヤは宇宙です( ˘ω˘ )ｽﾔｧ((
今回は、ブラックかと思いきや？という感じです！←どういう感じ
[彩side]
もう嫌なの、全てが。
私、いつも頑張っていたんだよ？
なのに、いつも努力は身を結ばなかった。
何度失敗しても、次こそって踏ん張ってきたのに。
……もう辛いんだ。
この世に絶望だよ。
所詮、私はこの世界における
もう良いよね、私。
こんなに頑張ったんだもの。
もう、我慢する必要なんてないでしょう？
私は自分の部屋の窓から身を乗り出す。
これが、私の見る最後の景色。
これからあるであろう開放感が、私の口角を不自然に上げさせた。
目一杯、外の空気を吸って、吐き出す。
さようなら、私の人生。
はじめまして、私の幸せ。
私は窓枠に足をかけようと片足を宙に浮かせた。
瞬間、下から声が聞こえたんだ。
「アーヤ！」
始めは、天使の声かと思った。
でも、下を向くと、そこにはKZ全員が居たんだ。
みんなが笑みを浮かべて、嬉しそうに私を見ている。
そして、一番目を輝かせていた若武が言った。
「事件だっ！
書記係の立花彩、調査に行くぞ！」
え……？
威張っている若武に、みんなは口々に言う。
「うっせ、お前は何様だっつうの。」
「そうだよ、アーヤにも予定があるんだから。」
「若武先生は近所迷惑という言葉を知らないね。」
「若武の脳内辞書なんて、そんなもんでしょ。」
「頭がスカスカだから、ハゲやすいんだな。」
私は思わず吹き出してしまったんだ。
でも、私は行けない。
だって、今から消えるんだもの。
躊躇っていると、若武の声が、空気を裂いて私の耳に入ってきた。
「早くしろよ、アーヤ。
ずっと待ってるぜ、仲間だろ。」
仲間……、私が。
私は心を決めて、みんなに向かって微笑む。
「今から行くね！」
私は窓を閉めて、着替えの準備をする。
あぁ、あんなこと言われるから、死ねないじゃない。
まだ生きないとって思っちゃうじゃない。
私は早く消えたいっていうのに。
……でも、飛ぶのはもう少し先でも良いかな。
〜＊〜＊〜＊〜＊〜
なにこれ〜！((
ま、まあ、人生山あり谷あり！(？)
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にゃ〜 - 私、ヤンデレ知らなかったけど、コレ見たら好きになった！ (5月13日 21時) (
レス) @page45 id: 26a4d90e30 (このIDを非表示/違反報告)
にゃ〜 - ブラックｋｚ大好きだから嬉しい！ (5月6日 10時) (レス) id: 26a4d90e30 (このIDを非表示/違反報告)
shiu - 他のヤンデレの小説増えるといいなー【ぬしさんがあまりにもすごいヤンデレ小説を書いたからヤンデレKZもっとみたくなった人】 (2022年10月15日 20時) (レス) @page45 id: b2b43a1e98 (このIDを非表示/違反報告)
shiu - ヤンデレ俺も好きー (2022年10月15日 20時) (レス) @page44 id: b2b43a1e98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - 作品を見てブラックに目覚めました…！素敵なお話ありがとうございます！！ (2022年7月2日 21時) (レス) @page27 id: c6a98f33d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あき@草売り大魔王 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp
作成日時：2020年10月17日 12時
