ブラック短編集 〜ブラックKZはいかが？〜

裏切り…… ＊裏切られアーヤ＊ ページ21

＊設定＊



アーヤはKZに裏切られた
その現実を受け入れられないアーヤの心情


裏切り苦手な人はバックです！！



[彩side]


“お前なんか仲間じゃない”



そう、突然告げられた。

なんの前触れもなく、雨の日に。




最初は、何が起きたか分からなかった。

でも、“見捨てられた”ということだけは理解できたんだ。




久しぶりの集合だったのに、
とびきり楽しみにしていたのに、

こんなことってあり?




私は秀明の入り口から雨の中へ飛び出る。



もしかしたら、夢かもしれない。

悪夢を見ているだけで、そろそろ覚めるかもしれない。




そう思ったけれど、
秀明バッグがどんなに濡れても、
私がどれだけ泣いても、

空は晴れなかった




おかしいな、こんなことあるはずないのに。



KZのみんなが私を見捨てた？

あり得ないよ、だってKZだもの。



私の生きがいのKZは永遠。

壊れることなんてないし、増して誰かを見捨てるなんて持っての他。




あぁ、きっと、これはドッキリなんだ。

私の慌てるところ見るための悪戯。



なら、今頃、KZのみんなが私を追いかけて来てる。

だって仲間だもの。



私は納得し、雨の真ん中に立って待った。


けれど、
何分経っても、
何時間経っても、

KZは来なかった




待っている間に涙まで乾いてしまったが、雨はまだ降っている。

おかしいな、そろそろ傘を持って来てくれても良い時間なのに。




……帰ろう。

私はびしょ濡れのまま、足を動かした。





受け入れたくない。

でも、これはきっと事実なんだ。



私はKZに見離された。


それ以外の事実なんて、どこを探しても見つからない。




でも、それを私は知らない。



私はまた涙を流し、空を見上げる。

そして、不気味に笑い声を出した。


「あはは、綺麗な空だなぁ。」




雨が降っているこの天気。


けれど、私が見た空は確かに晴々とした晴天だった。



太陽が私を照らす。


〜＊〜＊〜＊〜＊〜


えーっと、すいませんでしたぁぁぁぁ！(((

こういうの大好きなんです、許してください( ・∇・)



ちなみに、最後の雨なのに晴れているというのは、アーヤの心情みたいなものです。



現実はKZに裏切られた、つまり雨。

でも、アーヤが見ているのは、嘘の現実。
KZに裏切られていない、つまり幻の晴れ。






意味不明？知ったこっちゃないわ！((殴



次もブラック書いてやる((ｸﾞﾍﾍﾍﾍ

笑わないで……　＊闇落ちアーヤからの？＊→←コロス……　＊ブラックアーヤ＊

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