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兎vs狼=2 ページ3

貴方side




貴「んーと?ここを曲がれば保健室だから.........職員室はあっちか」



私は手元にある学生証の地図を頼りに職員室へと向かう



転入の最終確認とか最終手続きとか色々しなきゃいけないからね



てか、この学校広すぎて困る
廊下は長いし、校庭とか庭(?)も広いし、部屋とか教室とか多すぎるし.....



そうもんもんと考えていると



_______________ドンッ




貴「うにゅ!!」



曲がり角で誰かとぶかってしまった



私の体は後ろへと傾き、思わず尻もちをついてしまった



貴「(いてて....あやまらなきゃ...)」



そう思い、立ち上がろうとしたのもつかの間、私の体はカチンと固まる



?「あぁん?何だお前、俺様にぶつかるとはいい度胸してんなぁ?」



そう言って私の前に現れたのは狼の様な人



鋭い目つき、キラリと光る牙、狼の鮮やかな毛並みを思わせるかのような銀色の髪



その男の人は私を見下し、フッと鼻で笑った



その瞬間、血の気がサッーと引いていくのが分かった



貴「うにゅ!?お、狼ぃぃい!?」



私、実は大の狼嫌いなんです。
狼が大嫌いな私にとって、この人は危険人物と判断した



何故私が狼のことが嫌いなのかと言うと.......それはまたいつかお話しします.....。



とにかく、私はその場に居ても立っても居られず、全速力で逃げ出す




?「はっ!?.........ちょっ、待て!!」




ほっといてくれればいいのに、何故か私の事をキッと睨み、追いかけてくる狼さん




貴「うわぁぁあ!ぶつかった事は謝るので追いかけてこないれくださいぃぃい!すみませんでしたぁぁあ!」



?「おい、待てって!!聞こえてんの
かっ!?」



謝ったのにも関わらず、追いかけるのをやめない狼さん。パッと後ろを振り向くとさっきよりも顔が怖くなっていた



貴「(なんで!?私ちゃんと謝ったぞ!?なのになんでさっきよりも怒ってるんら!?)」




?「おらぁ!そこの金髪!!待てっつてんだろ!!」



ジリジリと距離を縮められ、あと少しで追いつかれそうだ



もし捕まったらと考えた私は身震いをして、さらに走るスピードを上げる



貴「な、何で追いかけてくるんらよー!!
来んなぁあ!!」




そして今に至るわけだ。

兎vs狼=3→←兎vs狼=1



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ちょん☆(プロフ) - ちよこれいと♪さん» ありがとうございます!更新頑張りますね!! (2016年1月13日 21時) (レス) id: 071faee119 (このIDを非表示/違反報告)
ちよこれいと♪ - 大神の小説とても面白いです!更新頑張って下さいm(_ _)m (2016年1月2日 16時) (レス) id: 28397ce629 (このIDを非表示/違反報告)
ちょん☆(プロフ) - miron*。さん» コメントありがとうございます!泉君いいですよね((´艸`*))更新頑張ります! (2015年8月11日 18時) (レス) id: 071faee119 (このIDを非表示/違反報告)
miron*。(プロフ) - 泉君が出て本当嬉しかったです!!更新頑張ってください!!! (2015年8月5日 17時) (レス) id: 0a16d99771 (このIDを非表示/違反報告)
ちょん☆(プロフ) - 逢兎さん» ありがとうございます!(●´ー`●)頑張りますね! (2015年7月29日 23時) (レス) id: 3aa3b5c2ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちょん☆ | 作者ホームページ:http://tyontyon  
作成日時:2015年7月5日 10時

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